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宍道湖で育まれた、型が大きく肉の厚い
大和しじみ。松江といえばしじみ。
しじみといえば松江である
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しんじ湖七珍
宍道湖は、淡水と海水の混ざり合った汽水湖である。そのため、豊富な魚介類が獲れるのだ。 |
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宍道湖で獲れる七種の魚貝「宍道湖七珍」は、それぞれの頭文字を取って「すもうあしこし(相撲足腰)」と覚えるべし。
内訳は、す——スズキ、も——モロゲエビ、う——うなぎ、あ——アマサギ、し——しらうお、こ——鯉、し——しじみ。
なんとも食欲をそそられるラインナップではありませんか。
てなわけで、松江の町を歩きまわってお腹と背中をくっつかせた私は、松江大橋近くにある「なにわ本店」にて、会席料理をいただくことになったのであります。いえい。
「しじみ汁」に入った肉厚なしじみを噛みしめつつまろやかな汁を一滴も残らず飲み干し、生姜を乗せて味わう「スズキの奉書焼」のふわっとした口当たりとあっさりした味わいを堪能し、タイやヨコワやカンパチのお刺身に舌鼓を打ち、しっとりと味が染み込んだイサキの煮付けで腰くだけ、特大の生岩ガキに昇天……と、休む間もなく口を動かしつづけた結果、私のお腹はぱんぱんに膨らんだ。まるで宍道湖のような雄大さである。
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