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魚屋の兄ちゃん。
みんな楽しそうに仕事をしている
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近江町市場
近江町市場は、280年の歴史を誇る「金沢の台所」だ。観光客にとっても、土産を買うのにうってつけの市場である。 |
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——おねえさん、カニ安いよ!
えっ、3杯5000円?このグローブみたいに大きなカニが!?
——甘エビもおまけしとくけどどう?
わわ、ひとり暮らしなんでそんなに食べきれませんの。
——イカも安いって!
ホ、ホントに安いっすね。
——娘さんこっちも見てってよ!
うう、美味しそうなものがたくさんありすぎて、なにを買うたらいいんかわからへん……。
近江町市場で声を張り上げる大将やおばちゃんの活きのよさは、売り物に負けてない。次々に声をかけられてすっかり舞い上がってしまった私は、なぜか"ビンづめの焼にんにく"なる謎のシロモノを購入した。
海産物や青果、衣料品などを扱う店舗が200軒近く軒を連ねる市場を歩きまわっているうちに、腹が減った。
市場のなかには、ついさっきまで市場に並んでいた食材を調理してくれる食事処がある。
私は「弥生」というお店を選んで、海鮮丼を注文した。
そして。
イクラ、鯛、まぐろ、カニ、貝柱、甘エビ、サーモン、穴子、タコ、イカ、etcを堪能した。
つまり、百万石一の幸せ者になったのであります。
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