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橋爪橋の後ろにそびえる建物は橋爪門続櫓
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金沢城址公園
天正11年(1583年)6月、賤ヶ岳合戦ののちに入城した前田利家によって、本格的な城づくりが始められた金沢城。毎年6月に行われる「金沢百万石祭り」は、金沢の歴史と文化の礎を築いた加賀藩祖・利家の功績を称えるもの。豪華絢爛な百万石行列などが見ものである。 |
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石川門は、金沢城の搦め手門(からめてもん)である。
搦め手門とは、城の裏口にある門のことをいう。
裏から攻めてくる軍勢に対応できるよう頑丈に作られた石川門は、金沢城の門のなかでただひとつ、昔のままの姿を残している。
今なお戦に備えているかのようにどっしりと構えている門をくぐりながら、頭隠して尻隠さずな我が身をかえりみる。
平成13年に復元された菱櫓(ひしやぐら)、五十間長屋(ごじっけんながや)、橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)の連なりは壮観である。
鉛瓦で造られた屋根が、白い光を放っている。 うっすら雪が積もっているような感じがして、とても涼しげだ。
金沢城や兼六園、そして風情のある街並みや文化を、何代もかけて築いてきた前田家の人々には、きっとセンスあふれる血が流れていたんだと思う。
金沢の空気を吸って、私の血も少しは前田色に染まったやろか。
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