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資料館の建物もまた、渋いレンガ造り。
赤いポストもレトロ
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うすくち龍野醤油資料館
手作業で醸造が行われた時代に使用されていた道具や蔵、樽などを展示。当時の醤油造りを偲ぶことができる。 |
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館内を歩いていると、醤油の匂いに食欲をそそられる。
館内で醤油を造っているわけではないのに、なぜだろう。
使い込んだ風合いの木製の樽に、匂いが染み込んでいるのだろうか。
醤油麹(しょうゆこうじ)を造るのは、回転式天井構造になっている麹室(こうじむろ)。
巨大餅つき機、といった感じの道具は、熟成した醤油を絞る圧搾場(あっさくじょう)である。"てこの原理"を応用して絞るらしい。なるほどなあ。
絞った醤油を入れる生汁桶(きじるおけ)のてっぺんに、梯子を使って昇ってみた。なかを覗いていると、危うく吸い込まれそうになる。こんなにも大きな樽に入った醤油を一年以上かけて育てた職人さんたちは、そうとう身のこなしが軽かったのではなかろうか。
うーむ、この樽のなかで生活を営めば、上手に発酵されて、味わい深い醤油になれるやもしれぬ。 |