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大蓮寺。とても日本とは思えへんのは私だけでしょうか |
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大蓮寺
500年程前の天正年間に開かれた浄土宗の寺で、大阪の豪商・淀屋清兵衛の菩提寺として知られる。本堂は昭和30年に再建され、現在のモダンな姿に生まれ変わった。 |
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本堂の丸っこく尖った屋根が、エキゾチックな雰囲気をかもし出している。
鉄筋コンクリート造りの本堂の前には、長い鼻を頭の上に乗せた象さんの置き物が、赤と白の花が植えられた鉢を背中に乗せている。
本堂を彩る植物が、南国の風を巻き起こす。
大蓮寺は、土蔵が建ち並び、川が静かに流れる町のなかで、異質な輝きを放っている。
お坊さんが洋装しているのを見ただけで違和感を覚えてしまう私は、日本のお寺イコール純和風なもんやと思い込んでいた。不覚。
大蓮寺が祭っている弁財天は、水をつかさどるインドの神様で、苦しみを洗い流してくれるそうだ。
七福神の紅一点は、懐が広くて華やかなものを愛する、底抜けに陽気な女性なのではないだろうか。 |
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