「お茶する? お土産買う? 気ままに蔵めぐり」
五号館で美濃焼きを物色中。可愛くてあたたかな風合い
五号館で美濃焼きを物色中。
可愛くてあたたかな風合い
DATA赤瓦
土蔵の屋根瓦の色にちなんで名づけられた「赤瓦」は、古い土蔵を改装して作られたショップ。一号館から七号館まで7つの蔵からなり、喫茶や土産物屋、酒造などが営まれている。
地酒飲みたい、しじみ食べたい、あれもこれもどれも
地酒飲みたい、しじみ食べたい、あれもこれもどれも
一号館の入り口は駄菓子屋さんのよう。吸い寄せられる〜
一号館の入り口は駄菓子屋さんのよう。吸い寄せられる〜
入り口に並べられた可愛らしい焼き物に惹かれて、「赤瓦」の五号館に足を踏み入れた。
店内には、地元作家が作ったユニークな工芸品や手芸品、名産の二十世紀梨を使ったお菓子や倉吉に伝わる羽衣伝説にちなんだ土産物などが数多くディスプレイされている。

福を招くという「招き猫」のマスコットに心奪われる
福を招くという「招き猫」のマスコットに心奪われる
私は、なにを買おうかさんざん悩んだ末、個性あふれる商品のなかでもひときわ異彩を放っていた「藤本さんのおばあちゃんが作った無農薬とうがらし」を購入した。180円である。真っ赤な乾燥とうがらし計25個を、わらで丁寧に編みこんだこの作品、殺風景な私の部屋のインテリアに最適だと思う。藤本さんのおばあちゃんに感謝。「とうがらしは食べてごしない(ください)」っていわれるかしら。
五号館の2階は喫茶になっており、石臼で挽いたコーヒーに、お砂糖ではなくつぶ小豆を入れて飲む「石臼珈琲」を味わうことができるという。美味しそうな飲み物ですな。

五号館のとなりにある一号館では、手焼きせんべいや、近隣の蒜山(ひるぜん)高原から直送されたとれたての乳製品、倉吉の特産物などが販売されている。
さらに、一号館の奥には草木染めのギャラリーや手作りの小物を揃えたお店、紅茶専門店など魅力的なラインナップも待ち構えており、うろうろしていると時間が経つのを忘れてしまう。
倉吉の魅惑の蔵にくらくらっときた私には、いくら時間があっても足りないのである。
白壁土蔵群 赤瓦 竹とんぼ作り体験(赤瓦三号館・中野竹藝) 桑田醤油醸造場(赤瓦六号館) 土蔵そば 大蓮寺 天女の羽衣伝説 長谷寺 二十世紀梨記念館 倉吉旅日記のTOPへ
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