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伝統が息づく京都で出会った夢のようなひと箱
~京の和菓子の“入れもん”の中の小さなアート~

箱を開けると職人の技がぎっしり詰まっている。

1,200年の歴史が息づく京都で生まれた、目も舌も喜ばせてくれる和菓子とその箱(入れもん)をご紹介します。

大正3年に現在の店構えが完成した御菓子司「塩芳軒(しおよしけん)」は、西陣にある聚楽第(じゅらくだい・じゅらくてい)跡の一画で、季節の移ろいや京都の良さが伝わる繊細な京菓子を作り続けています。その中から純和三盆製の干菓子「雪まろげ」をご紹介します。

「花の御所」の北辺に本店を構える京菓子司「俵屋吉富」の季節の訪れを教えてくれる干菓子の詰め合わせ「おくちどり」をご紹介します。コンプリートしたくなる掛け紙にも注目です。

京菓子司「鶴屋吉信」のブランド「IRODORI」は、和菓子をもっと身近にもっと手軽に手に取ってもらえるよう、彩り豊かで新感覚のモダンな和菓子をお届けしています。全面改装したという京都駅構内にある「IRODORI 京都駅八条口」に行ってきました。

2022年1月、縁切り神社として有名な「安井金比羅宮」の東鳥居の隣りに、リニューアルオープンしたおはぎ屋「小多福」。女将さんが引退するまでの数ヵ月間、土屋さんは朝4時から女将さんの隣でおはぎを均一に丸める練習をし、素材の選び方や米の炊き方などを習い、“おばあちゃんの味”を受け継ぎました。

清水寺から歩いて3分。産寧坂にある『伊藤軒/SOU・SOU』は、老舗和菓子屋『伊藤軒』とテキスタイルブランド『SOU・SOU』のコラボ和菓子のお店です。

和菓子屋『亀末廣』の代表銘菓「京のよすが」は、茶室の如く秋田杉の箱の中に季節感あふれる和菓子がぎっしりと並んでいる、まさに“夢のような一箱”です。

約220年以上の歴史をもつ京菓子司『亀屋良長』のブランドの一つ『吉村和菓子店』は、身体に優しい素材にこだわり、栄養も考えられた京菓子を作っています。健康を気遣う方や子どもに安心して食べてもらえると人気の京菓子の中から、メレンゲのような食感の「焼き鳳瑞(ほうずい)」をご紹介します。

第1回目は京都御苑のすぐ近く、寺町通り沿いにある落雁専門店『UCHU wagashi(ウチュウ ワガシ)』です。

パステルカラーでかわいいデザインの和菓子は、見る人をワクワクさせてくれます。

ライター:小澤まみ

読み手よし、書き手よし、世間よしの「三方よし」のライターになりたいと日々精進中。文房具、コーヒー、お花、神社、サッカー好きの1児の母。 書いて縁を結ぶ「京都書縁」で、日々ブログを書いています。

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