嵐電は、現在も京都市内を走る、唯一の路面電車です。嵐山線は四条大宮を起点に嵐山へ、北野線は途中の帷子ノ辻(かたびらのつじ)から北野白梅町(きたのはくばいちょう)へ向かっています。
沿線には名勝・嵐山をはじめ数々の名所旧跡が点在しており、桜や紅葉のシーズンには車内も観光客でにぎわい、普段は通勤・通学をはじめ地元の人々の手軽な足として利用されています。
夏に期間限定で「妖怪電車」を運行するほか、さまざまなラッピング電車を走らせるなど、観光都市・京都の路面電車にふさわしく、電車を利用したイベントも毎年、多数行っています。
駅名には難しい読みのものが多いですが、「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」・「蚕ノ社(かいこのやしろ)」・「太秦広隆寺(うずまさこうりゅうじ)」など、いずれも奥ゆかしい響きを持っています。
昔懐かしい電車の音に揺られて沿線観光をすると、乗り合わせた人々の京ことばが聞こえてくるなど、はんなりとした古都の風情を堪能できます。
嵐山線(四条大宮~嵐山)は7~10分間隔、北野線(帷子ノ辻~北野白梅町)は10分間隔で運行。2008年に「嵐電天神川駅」が開業、京都市営地下鉄「太秦天神川駅」と結接して、いっそう便利になりました。
京都らしい気分が味わえる嵐電で、沿線めぐりをしてみては、いかがでしょう?
料金 | 200円均一(嵐電1日フリーきっぷ 500円) |
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嵐山線から北野線へは帷子ノ辻(かたびらのつじ)で乗り換え。
後ろ乗り・前降りで、料金は降りる時支払います。スルっとKANSAIカードも使えます。
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