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人の指の形をしているので指猿ひとつひとつ形が違う猿のお守り。八坂庚申堂の猿のお守りはすべて小山さんという職人さんが形や表情をかえて作っているそう。

庚申堂の「申」は干支の「さる」のこと。猿は人間に次いでとっても器用な動物。さらに人には使えない足まで使えちゃう。そんな猿パワーにあやかろうと作られたのがこのお守り。これを持てば、苦手な手作業や料理の腕なんかもあがっちゃいそう。

プチモンキーパークをつくろう!
懐かしのアニメ、ムー○ンに出てくるニョ○ニョ○を思わせる姿が魅力のお守り。やっぱりたくさん集めてみたい。お菓子の空き箱などを利用して、柔らかめの和紙などを箱からはみだすように敷いて。その上にいっぱい並べて大切にしよう。

 

こちらも猿をかたどったお守り。庚申堂で授かったら、様々なお願いを書いて吊るす。

願いを叶えたいと努力するときに、欲はつきもの。その欲を「くくり」つけることで抑え、努力する心を保つ。くくり猿にお願いごとをする時には欲を一つ我慢することを忘れずに。願いがかなう秘けつだとか。


二人で行くなら・・・。
八坂の町にはこのくくり猿を5つぶら下げて、軒先きに吊るす家が数多く見られる。家内安全や厄よけなど様々なお願いごとに「ご縁」があるようにとの意味がある。庚申堂に吊るされているくくり猿の中に赤と青(又は紫)のものがねじって結んであるものがあり「二人が離れないように」と参拝した人が自然に始めたというお願い事。縁結びの御利益も倍増しそう。
 
扇の中央にニカッと微笑む阿弥陀様が描かれた独特の扇子。実はこのイラストを描いているのもお坊さんだそう。

誓願寺の阿弥陀如来は賢問子(けんもんし)、芥子国(けしこく) という父子の合作で半身づつ別々に作ったのにもかかわらずぴったりと合わさったというまさに職人技。そんな職人の魂がこもった阿弥陀如来に「諸芸上達」の意味合いが込められた扇子。

扇子から始める和雑貨インテリア

ちょっと落ち着いた和風のお部屋に、扇子をインテリアとして飾ってみよう。壁にいくつか並べてみたり、くつ箱の上にお皿たてなどでたてかけてみるだけで室内が違った雰囲気になるよ。諸芸上達のご利益があるこの扇子なら、たくさんのお客さんをよびこんでくれそう。

 
■三猿の土鈴 ■顔猿 ■くくり猿(小)

家内安全など様々なご利益が。口は災いの元、壁に耳あり障子に目あり。トラブルをさけたいならひとつはもっておきたいお守り。見ざる、言わざる、聞かざるの意味は?

 
もともと赤色には厄よけの意味がある。さらにこのインパクトのあるお猿さんの顔が合わされば、どんな厄も払い除けてくれるはず。

猿が走り出すように、心が欲に走り出しそうになったら、このお守りで理性を保とう。たくさん集めてお部屋にぶら下げればのれん風にも飾れちゃう。

 
■頭痛封じ ■猿の土鈴

■芸道上達お守り

無病息災にも御利益がある庚申堂。擂り鉢を逆さに頭の上にのせてお祈りすると頭痛がらくになるとか。頭痛に悩まされているなら、薬にたよらず庚申さんにお願いしてみよう。

小さな鈴のお猿さんがあちらこちらを向いている姿はそわそわした自分をいましめる意味がある。小さな鈴の音で心を落ち着けよう。
舞妓さんたちもお参りにくるという誓願寺のお守りだから、そのご利益はおすみつき。芸能関係に進みたい人はいつも身につけよう。
 
日匙精進扇 ■芸道上達扇 ■策伝上人扇
「技」を身につけるためには、何より毎日の努力が必要。習い事などが長続きしない人にオススメ。和のインテリアとして飾るのもいきなコーディネイトかも。
上達を願う気持ちと、「たつのおとしご」をかけた扇子。確かにたつのおとしごは器用に水の中を泳ぎます。シンプルなデザインも人気でコンパクトサイズなので持ち歩きにもぴったり。

おそばをすすったり、傘の役割をはたしたり・・・と落語でのアクションにかかせない扇子。これを持てば今すぐ落語家の弟子入りもOK?なほどお話し上手になれそう。