清水へ向かう二年坂をゆく人ならすぐに目に付く八坂の塔。そのすぐ目前にある日本で最古の庚申堂がここ。日本三大庚申のひとつで、千年以上も前の飛鳥時代、秦氏の守り神であった青面金剛(しょうめんこんごう)を一般の人にもお参りできるよう開放したのが始まり。青面金剛とは釈迦、阿弥陀如来、薬師如来の三神が乱世の人々を救おうと相談し出来たもので夜叉の姿で現れては悪人を喰らうとされた。もともと「庚申」とは「庚(かのえ)の申(さる)」の日のこと。この前夜に人の中にいる三尺の虫が、寿命を司る天帝に悪行を報告しにゆくとされていた。人々は寿命を縮められては困るのでその夜を寝ずに明かすようになった。 | ||
これが習慣となり、「庚申待ち」と呼ばれ、その間さまざまな行事を催して過ごしたとされる。青面金剛は三尺の虫も喰らうとされ、庚申待ちの際に祈られるようになり、本尊として祀られるようになったという。庚申待ちの晩に一心に願い続けた願いは必ず叶うという伝説もある。 |
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無病息災のご利益もある庚申堂。そのいわれは、庚申堂の開祖である浄蔵貴所が、父の病の治癒祈願にこんにゃくを捧げ、見事に治ったという言い伝えから。現在も庚申の日にはこんにゃく炊きが振舞われ、参拝者とともに一年間の無病息災を祈る。さまざまな病気や願いごとを封じ込めるというコンニャク祈祷は随時受付。2003年の庚申日は右の通り。この日のお参りは御利益アップまちがいなし、なのでチェックしよう。 |
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自費で八坂の塔をライトアップ! 庚申堂のすぐ向かい側にある中華料理店。先代の考案で、7年前から365日休まず、ライトアップしているというスゴイお店。約40年前、まだまだ中華料理が浸透していなかった頃の創業で、昔は京都中を出前してまわった。お昼の「中華定食」はなんと1,000円から。オリジナルのカニやきゅうりを酢でしめた前菜から、お馴染みの八宝菜、とり肉の薬膳煮、肉だんごや揚げ物、玉子スープにライス付で味も広東風。町家を生かした1Fのカウンター席と装飾品が美しい2階のお座敷席があり、その落ち着いた雰囲気からお蕎麦屋さんと間違えて入ってきちゃう外人さんもいるとか。八坂のご近所さんおなじみの京の中華料理をぜひ味わってみて。 |
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全国的にも有名なシェフが作るイタリア料理店。広々とした店内と、隠れ家的な場所が話題を呼ぶお店。ほっこり落ち着く町家スタイルのお店。ランチは2,000円から。パスタなどおすすめ料理はお店に掲示してあるので参考に注文しよう。 |
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