VOL.3
2010/7/1UP！
洛北・山紫水明ウォーキング
周囲を山に囲まれ水も豊かな京都は、まさに「山紫水明」ということばがぴったりの土地。今も少し街中から離れると、緑ゆたかな風景を楽しむことができます。今回は芸術家が愛した京の洛北を歩きます。
- 所要時間
- 約1時間44分
- 距離
- 7.0キロ
- 歩数
- 12333歩
- 消費カロリー
- 231kcal
- 所要時間
- 約37分
- 距離
- 2.8キロ
- 歩数
- 4953歩
- 消費カロリー
- 93kcal
- 所要時間
- 約35分
- 距離
- 2.6キロ
- 歩数
- 4561歩
- 消費カロリー
- 88kcal
- 所要時間
- 約32分
- 距離
- 1.6キロ
- 歩数
- 2819歩
- 消費カロリー
- 50kcal
※ご注意 所要時間、歩数、消費カロリーは、30代女性の実測値であり、
必ずしもこの値の通りになるとは限りません。目安としてご利用ください。
- 上賀茂神社→常照寺
- 常照寺～しょうざん光悦芸術村
- しょうざん光悦芸術村→大徳寺
上賀茂神社→大宮交通公園→御土居→常照寺
- 上賀茂神社から静かな住宅街を抜けて、
鷹峯の常照寺へ。 - 広々とした境内が清々しい上賀茂神社から、珍しいロータリーを見つつ出発。大宮交通公園をめざす途中に「西賀茂村 弘法大師 道」と書かれた道標を発見しました。この辺りの北部に神光院というお寺があり、東寺・仁和寺と並ぶ京都三弘法の一つに数えられています。きっとそこへの案内なのでしょう。住宅街を抜け、大宮交通公園の脇を通って玄琢下へ。ここに史跡・御土居があります。これは豊臣秀吉が、外敵の来襲に備えて築いた土塁。この御土居を左に見ながらやや急な坂を上ると、常照寺に到着です。常照寺は日乾上人に帰依した江戸時代の名妓・吉野太夫ゆかりの寺として知られ、彼女の寄進した赤い山門が有名。境内には吉野太夫ゆかりの茶席や彼女の眠る墓があります。
- 御薗橋から京都の北部の山々を臨む。
- 大宮交通公園。乗り物好きのお子さまにおすすめ。
常照寺→源光庵→光悦寺→しょうざん光悦芸術村
- 芸術家の愛した鷹峯の雰囲気を堪能しながら。
- 常照寺の隣、源光庵は曹洞宗のお寺です。「悟りの窓」「迷いの窓」と呼ばれる窓があり、また血天井と呼ばれる伏見城の遺構が残っています。この源光庵の斜向かいが光悦寺。徳川家康から鷹峰の地を寄進された本阿弥光悦が「芸術村」を開いたところです。光悦寺を過ぎるとやがて急な坂が現れます。この坂の上からの景色は絶景ですが、交通量も多いので転ばないよう坂を下ります。するとすぐ左手に「古道 長坂道 入口」という気になる道標が。こちらからも「しょうざん光悦芸術村」まで行けるのでしょうか。定かでないので今日はルートどおりの道を行きます。坂を下り、木漏れ日の美しい山道をしばらく歩くと、やがて「しょうざん光悦芸術村」の塀が見え始めます。
- 山間を流れる紙屋川。下流に行くと天神川と名を変えます。
しょうざん光悦芸術村→鷹峯の御土居→今宮神社→大徳寺
- ここにも残る御土居。
鷹峯の雰囲気を味わいつつ。 - 「しょうざん光悦芸術村」には西門から入り、東門から出ます。ここからは緩やかな下り坂。この道沿いにも御土居があります。御土居を通過すると、無人の野菜売り場も見かけます。ツバメの巣があるお宅もあり、どことなくおっとりした雰囲気の鷹峯。この道を下りきると今宮通と千本通の交差点です。のんびりした鷹峯から交通量の多いこの場所に出ると、まるで夢から覚めたような心地でした。 ここからは今宮通を今宮神社方面に歩きます。400メートルも進むとすぐに赤い楼門が見えてきますので、その前を通って大徳寺の参道へ。大徳寺は洛北随一の禅刹。伽藍は非公開ですが、境内の散策は自由です。
- 千本通と今宮通の交差点。鷹峯から来ると、ここで京都は「街」の表情に戻ります。
しょうざん光悦芸術村
カフェテラス バウハウス
庭園、染織工芸館、レジャー施設などがある「しょうざん光悦芸術村」の中にあるカフェテラス。ドリンクメニューが充実しているほか、スウィーツ、軽食もいただけます。ランチタイムのご利用も便利です。
- DATA
- 営業時間：10:00～19:00（土日祝は9:00～19:00） 年中無休
電話：075-495-2089
交通：市バス「土天井町」下車
URL：http://www.shozan.co.jp/shozan/
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