京都の観光情報

京都駅前→市比賣(いちひめ)神社→円山公園→南禅寺

京都市内でも道幅が広い通りを走ります。
ただし交通量が多いところは通行に注意を。

京都駅から堀川通を北へ。のっぽの街路樹やレトロな仁丹の町名看板が残る地域を通り、巨大な陸橋が見えたら五条通に右折します。五条大橋の手前、市比賣神社は女人守護の神社で、境内には天之真名井(あめのまない)という名水が湧いています。五条大橋からは鴨川沿いの川端通を走ります。5～9月なら、対岸の納涼床が京都らしい風情を湛えます。 女性に嬉しい市比賣神社にお参りしたら、円山公園や知恩院の国宝三門、青蓮院の大楠を見ながら南禅寺へ。途中「ねじりまんぽ」(※1)という面白いトンネルを通ります。このトンネルと南禅寺(※2)の水路閣、いずれも若干21歳の田辺朔郎工学博士による設計です。

西本願寺を左手に見ながら

五条大橋からは
比叡山もくっきりと

※1「ねじりまんぽ」通行時、自転車は下車してください。

※2 南禅寺境内に自転車の乗入れはできません。水路閣見学の場合は、駐輪場をご利用ください。

南禅寺→哲学の道→糺の森→下鴨神社

紅葉で有名なエリア。
観光シーズンは通行にご注意を。

南禅寺から哲学の道へ。紅葉で有名な永観堂を過ぎたら、哲学の道への矢印が出ています。ご存知「哲学の道」(※1)は、春夏秋冬いつ訪れても美しい道です。 今出川通で、大きな石仏に出会いました。地元では白川大仏と呼ばれています。この石仏は別名「太閤の石仏」と言い、これを気に入った豊臣秀吉が聚楽第に運んだところ、夜な夜な「帰りたい」と泣いたという伝説が残っています。驚いた秀吉は、大仏を元に戻したそうです。ここから左右に京大の敷地が続く学生街を抜けると、京都市民憩いの場所、鴨川デルタが見えてきます。賀茂大橋の一つ北側の河合橋(※2)を渡り、古くから鴨川の水源地として信仰されてきた糺の森を通り、下鴨神社に参拝します。(※3)

京大の学舎が並ぶ今出川通

下鴨神社の御手洗(みたらし)～直澄(ただす)。糺の森は古くから鴨川の水源の地として信仰されてきました。

※1 休日など歩行者が多い時は、下車して通行してください。

※2 河合橋は、自転車を下車して通行してください。

※3 糺の森では自転車は馬場を走行してください。本殿に自転車の乗り入れはできません。
ご参拝は自転車を駐輪場に停めてお願いします。

下鴨神社→梨木神社→京都御苑→亀屋良長→京都駅

京都御苑は走行も爽快！
自転車の醍醐味を味わえます。

梨木神社に向かう途中、葵橋西詰の鴨川公園に、古いポンプを発見。どうやら子供の水遊び用として設置されたもののようです。 梨木神社は京都三名水の一つ「染井」があり、萩や紅葉で名高い神社。梨木神社からは隣接する京都御苑内を走ります。自転車のわだちがあるので、これを辿れば車輪を取られずすみそうです。 京都御苑を抜けると烏丸通を南下して御池通に。御池通には市中南北の通りの名称由来を書いた柱が建っています。そして四条通を東に少し入ると京菓子の亀屋良長に到着。ここには京都三名水の「醒ヶ井」があります。平成3年、枯れていた井戸を復活し、現在はお菓子作りにこの水が使われています。この後は堀川通を南下し、京都駅へ戻ります。

御苑内の巨木・清水谷家の椋

御池通にある肥前鹿島鍋島藩屋敷跡の碑