京都の観光情報

京都で一番遅咲きと言われている仁和寺の「御室桜」が、京都三大門の一つである二王門や重要文化財の五重塔を背景に咲く。見ごろは京都の花見客が落ち着いてきた４月中旬から下旬。何度も桜を愛でたい人にはおすすめのスポットで、咲く時期を見計らって春散歩に繰り出しましょう。

【デジスタイル京都よりおすすめのポイント】

映画「陰陽師」や「嗤(わら)う伊右衛門」のロケにも使われた宸殿(しんでん)と霊明殿(れいめいでん)を結ぶ渡り廊下は風格があり、見応え抜群。御殿は瓦の文様や玄関の透かし彫りなど、桜の意匠も見られる。

●拝観料

御殿 大人1人500円

●拝観時間

9:00～16:30

●電話

075-461-1155

●交通

嵐電（京福電鉄）「御室仁和寺」下車　徒歩2分

●URL

http://www.ninnaji.or.jp

仁和寺から龍安寺を通り、衣笠山に沿って世界遺産、金閣寺へと続く道。堂本印象美術館や等持院など情緒あふれるスポットがたくさんあります。雑貨屋をのぞいたり、途中でランチをしたりしながら、お花見めぐりを気ままに楽しんでみましょう。道は比較的なだらかなので、のんびり歩くには最適です。

【デジスタイル京都よりおすすめのポイント】

鏡湖池（きょうこいけ）を中心にダイナミックな庭園が広がる金閣寺や、同じく世界遺産登録されている龍安寺などが集結する京都屈指の観光エリア。ひと足伸ばして枯山水庭園が国の名勝に指定されている妙心寺にも立ち寄ってみてはいかが？

早咲きで白色の一重枝垂「魁桜（さきがけざくら）」や遅咲きの里桜を代表する「松月桜」など開花時期が異なるため、長期にわたって観桜することができます。境内にある約50種400本のなかには珍種の桜もあり、まさに百花繚乱。夜は「平野の夜桜」として親しまれる桜の社に、一度訪れてみてはいかが。

【デジスタイル京都よりおすすめのポイント】

桜の種類の多さは洛内随一。密集するように開花する姿は見るものを圧倒する美しさ。京都最古の花街「上七軒」も近くにあるので、足を伸ばして京の奥深さをじっくり堪能しよう。