鴨川の源流にあたる貴船川の流れる山あいにあり、今も神秘的な佇いの神社。古くから水を司る水神を祭る神社として崇敬されてきた。縁結びの神としても知られ、あの和泉式部も夫の愛を取り戻そうと訪れたほど。夏でもひんやりと涼しい境内はこの時期に訪れるのもよさそう。生い茂る木々と清らかな水、澄んだ空気が心身をリフレッシュしてくれる最高の空間だ。夏は川沿いに軒を連ねる料理屋が涼感あふれる川床を出し、賑わいをみせる。秋の紅葉も見ごたえあり。ハイキング気分で駅から歩くのも楽しい。 |
貴船神社は絵馬発祥の地でもある。水を司る神様として朝廷からも崇拝され、雨乞いなどの際には朝廷から使いがきた。その際に奉納されたのが馬。雨乞いなら赤(茶)、雨が上がってほしい場合は白というように奉納されたそう。これがいつしか本物の馬から絵に描いた馬になったのが絵馬の始まり。これが全国に広がり、今では馬だけでなく、いろいろな絵馬がある。絵馬の話→安井金比羅宮へ |
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鴨川の源流、貴船の川床はまさに京にして涼。よしず越しに吹いてくる谷あいからの風、清冽な瀬音、手が切れそうな流水、目に鮮やかな青楓、それにあゆの塩焼、氷鉢に盛られた鯉の洗いといった川床料理。 温度という数値だけでは測りきれない、まさに五感を楽しむ涼にあふれています。 |
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洛北貴船の里、水の神貴船神社で、夏は涼しい川床料理、冬は雪見でボタン鍋など。渓谷わたる風とともに四季おりおりの味わいを。 |
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150年前の民家を移築・改装した建物はどこか懐かしくてあたたかな空間となっている。ギャラリーは、現在京都で活躍中の作家さんたちの作品でいっぱい。陶器や染め物、アクセサリーなど個性あふれる品々がそろう。展示してあるのと同じ、作家ものの器でコーヒーなどが楽しめるカフェも人気を呼んでいる。 |
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写真歳時 京の四季の花
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