「悪縁を断ち、良縁を結ぶ」ことで有名な神社。天智天皇の時代に活躍した藤原鎌足が一堂を建てたのが始まりとか。またこの地を愛した崇徳上皇が、寵姫・烏丸殿を住ませたともいう。保元の乱(1177)に敗れて讃岐に流され、失意のうちに亡くなった上皇は、大物主神・源頼政とともにこの神社のご祭神として祀られている。境内には、修学旅行生の「○○君と両思いになれますように」という可愛い願いから「あの二人を別れさせて」という怨念に満ちた願いまで、様々な願い事を書いた形代(かたしろ)や絵馬が奉納されている。 |
安井金比羅宮の参道には、有名人の絵馬もたくさん掛けられている。一つずつ読んでみると、これがなかなか面白く、タレントさんの意外な一面などもうかがい知ることができる。その点では、参道の両脇も絵馬の宝庫。要チェックだ! |
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江戸時代の絵馬堂を改築した館内には、江戸中期から明治初期にかけて奉納された大絵馬約50点を展示。馬の絵や武者絵も多いが、狩野派や円山応挙の流れを組む四条派の画家の描いた絵もある。2階には芸能人や漫画家、著名人の奉納したユニークな絵馬がずらり。また19世紀のアール・ヌーボーの工芸家エミール・ガレなどのガラス作品と、現代アメリカの工芸家デイル・チフーリの大作「海の神」のある「ガラスの部屋」も併せて見学できる。 |
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鳥居本の味は、「祇園料理」と称する独特のものだ。「祇園料理」と聞いただけでは、味わったことのない者にとっては甚だわかりづらいものである。「祇園料理」という名は、長い年月をかけて歴代が工夫を凝らし、祇園の名にふさわしく洗練されていった結果、誰言うとなくそう呼ぶようになったもののようだ。 |
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京情緒に代表される祇園の真中に位置する「由良之助」は、創業85年の京懐石一筋の老舗である。歌舞伎三大狂言「仮名手本忠臣蔵」は、主君の仇討ち劇で知られているが、その「大星由良之助公」から屋号を拝領したとの事。忠臣蔵七段目(茶屋場)ゆかりの一力亭と軒を連ね、二つ巴の紋を染めぬいた粋な暖簾が店先を飾る。祇園町の風情があふれ、季節京懐石に期待が膨らむ。 |
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東山安井のバス停近くにある器の店で、昨年オープンしたばかり。ご主人がもともと陶器の仕入れをしていた関係で、清水焼に限らず有田・信楽・美濃など様々な焼き物の中から気に入った器をセレクトしている。特に料亭などで使われているものが多く、鉢や和風コーヒーカップなどどれも凝ったデザインの品ばかり。でも値段は1000円代?と手に入れやすく、しかも一客から求められるのも魅力だ。こんなお土産だったら、別に京都のものでなくても喜んでもらえること請け合いだ。 |
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写真歳時 京の四季の花
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京のお守りおみくじ