”京野菜”ってなんですか? |
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京野菜って何ですか?って聞かれたらどう答えます? ”京都で生産されている野菜”ですか?
世間一般に京野菜って言われてるものには、”京都の伝統野菜”と”京のブランド産品”の2つがあります。(その中には、どちらにも属しているものもあります)いずれも、地元の農産物を見つめ直して良いものを世間に広めようというコンセプトを元に定義されたものです。
それに賛同した生産者の鮮度を保つ努力や輸送体制の確立の甲斐あって東京でのアンテナショップを含めて首都圏への出荷量も年々増大しています。
現在、京のふるさと産品協会価格流通協会などの関係団体は、一層の流通量の増大を目指して、京野菜を使った簡単な料理のレシピを公開するなどして京野菜がより身近に感じられるための努力を続けています。
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・京の伝統野菜とは
昭和62年に京都府によって定義されたもので、その内容は次の通り。
- 明治以前の導入の歴史があること。
- 対象地域は、京都府内全体。
- たけのこを含み、きのこ、椎茸を除く。
- 絶滅した品種も含む。
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・京のブランド産品とは
平成元年に京都府と府下の農業団体、流通団体によって、スタートした農産物ブランド認証事業のなかで定義されたもので、その内容は次の通り。また、この基準を満たすものにはブランド産品マークを付けることとなりました。
- 対象は京都府内農林水産物全般。
- 高規格のブランド認証基準をパスしたもの。
- 市場流通する生産量があること。
- 加工向け製品は除く。(消費者の目に触れるものであること)
- 有識者の審査会をパスしたものであること。
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