京ノ探偵団
京の町のあらゆることを徹底的にしらべあげる、恐れを知らぬ集団。それが京ノ探偵団だ。
依頼人からの要望に答えるべく、今日も町のどこかで活動している・・・
京・・・を探索せよ

今回は「真の京都人になりたぁ〜い!」という方のために、様々な体験施設を探索!
さぁ、あなたも京都を体験してみよう!

友禅
渡月橋を北に歩いて一筋目を東に入ってすぐ、手描き友禅の「久利匠」です。こちらでは、友禅を体験することができます。

お店の入り口
入り口京都の路地裏に迷い込んだ風情のある通りから一歩店内に入ると、そこはもう友禅の世界です。入り口をはいってすぐ、ちょっとした展示スペースになっており、友禅染の着物の展示やお土産物があります。今回体験する友禅の染めつけは、その奥に入って作業することになります。

ここで作業します

まずは、生地を選びます。花の下絵の描かれた生地がたくさん(お店の方のお話では、なんと五十種類!)用意してありますので、その中からお好きなものを選んでください。
私は、季節柄ということでサクラを選びました。
服を汚さないように、エプロンを借りることができます。
最初に、道具の使い方と色の塗り方の説明を受けます。初心者、不器用だと思っている人でも大丈夫!お店の方が丁寧に色の塗り方を指導してくださいますよ!


一通り並べてみました
作業場塗り始め。筆を洗ったら、横手の雑巾で水をよく切って、染料をお皿にとって薄め液を混ぜます。
水で薄めるとにじむので、染料を薄め液で薄めて使います。
こんな感じかなぁ?なんてやってるうちに、だんだん慣れてきます。
左側の葉っぱは、先のほうの色が濃くなっています。これは、まず薄い色を葉っぱ全体に塗っておき、続いて濃い色を葉っぱの先に塗ります。そして、境目の部分を薄い色で伸ばすようにもう一度塗ります。  この手順を、乾かないうちにやらなければなりません。
サクラの柄

これで1時間ぐらい
乾燥中サインを入れて、乾燥させると、自分だけのオリジナルハンカチの完成です。全体で、1時間ちょっとぐらいかな? 選んだ柄や個人の技量(丁寧さ!?)でかかる時間も変わってきますが、時を忘れて思わず集中してしまう、そんな時間を過ごすことができました。

できあがり!!
お値段は、入場料が300円で、今回私が挑戦したハンカチが1,000円、Tシャツが3,000円、小物を持ち込んだ場合は2,000円です。風呂敷が4,000円、ふくさが5,000円ですが、ふくさは大きくて1日がかりになるそうです。
もっとも、大きくて高いものを失敗したら悲しいので、ハンカチで挑戦される方が多いんだそうです。(^-^;

手描友禅工房 久利匠

住所:京都市右京区嵯峨天竜寺造道町33の25
TEL:(075)882-2171
FAX:(075)871-6361
場所:渡月橋から北に100メートル、京福電鉄嵐山駅からは南へ100メートルです。




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