華光寺境内にあった豊臣秀吉手植えの松。 華光寺の境内に、豊臣秀吉お手植の松といわれた老松があり、晴天でも露を含み雫を落としたそうです。 大正初めに枯れてしまい、今は境内に根幹の一部が残っています。
同じ華光寺に豊臣秀吉愛好の椿があり、その椿は五色の花が咲いたといわれています。しかし、この五色椿も、昭和の初めに枯れてしまいました。
地福寺の本尊の薬師如来です。穴の開いた小石を奉納し、日を限って祈願すると耳の聞こえないのが治るといわれています。
光清寺境内にある弁財天社の南側にある絵馬に、猫が描かれています。 昔、この絵馬には金網がかけられていましたが穴が開いていて、近くの遊郭から三味線の音が聞こえてくると、その穴から猫が抜け出して遊びに行ったといわれています。 三味線上達祈願の信仰があります。
観音寺山門は楠の一枚板でできていて、伏見城の牢門を移築したものと伝えられています。 罪人を釈放する際に門前で100回鞭で叩いたので、「百叩門」とも呼ばれています。 また、この門の潜り戸が風で開く時、人の泣き声に聞こえるともいいます。
極楽寺の山門の潜戸は、なぜか二つあります。この門は、比叡山から持ってきたものだといわれています。
出水通 上京区七番町から三番町一帯に、今回紹介したお寺があります。 ●交通 市バス・・・「丸太町七本松」下車、北へ徒歩約5分 ・・・・・・「千本出水」下車、西へ徒歩約5分