こんにちは、ライターの江角です!
梅雨のような、梅雨じゃないような、ビミョーなお天気が続いていますね。この時期になると、雨が降る日は外で遊べない子どもたちと、どう過ごそうかなぁって悩むことありませんか!?
今回は、雨の日も子どもと一緒に楽しめる(ついでに勉強にもなる!)、とっておきのスポット「京都大学総合博物館」を紹介します!
その名の通り、京都大学が運営する博物館で、京大が始まって以来100年以上にわたって収集してきた貴重な学術標本資料260万点が収蔵されているのです!
場所は、百万遍の交差点を少し南に下がった東側。館内は自然史、文化史、技術史の3つに分かれて展示してあります。
小学生の息子が一番興味を持ったのは、自然史コーナーでした。
充実した資料に、私も興味津々。これはなんだろうねーと会話も弾み、終始楽しく見て回ることができました。
こちらは、日本カモシカのはく製と全身骨格。
「ミューズ・ラボ」コーナーは、ちょっとした映画館のようになっていて、大画面に映る動画を座って見られるようになっています。
訪れたときには、
学者は研究をするために各地(雪山、砂漠の地、崖っぷちといった場所)に足を運んだ…
といった映像が流れていて、それを見た息子「夢をかなえるためには、死ぬ思いをしなあかんのやな」って呟いていました。
それを聞いて、親があれこれ言うより、子どもが自分自身でいろいろ感じてくれる、ということがいいなぁ、ここへ来てよかったなぁと思いました。
熱帯雨林を再現したコーナーには、こんな巨木がそびえ立ち、鳥や何かしら動物の声まで聞こえてきて、
バックの映像には夕暮れの森や、雷が鳴って雨が降り出す様子が映し出されるなど。
臨場感があって、ちょっとしたアトラクションを体験しているような気分になれます!
2階に上がると、虫の標本がずらり。
カブトムシやクワガタなど、小さな子が大好きな昆虫を始め、1mmくらいのサイズの蟻まで標本になっていました。集めた人すごい!
虫に興味津々の息子は食いつくように眺めていました。
技術史のコーナーでは、実際にハンドルを回して動く機械を試せたり、
文化史では、江戸時代の京都図や石室が見られたり…と、館内は思いのほか広くて、あいだでちょっと休憩をはさんだほど。
そして、最後のお楽しみは、ミュージアムショップ!
品揃えが個性的で、総合博物館のロゴ入りグッズや教授が考案したもの、数学アートなど、研究を身近に感じられるような、ひと味違った商品を扱っています。
アンモナイトのペンダントや、ぬれた紙にも書けるし、上を向いても書けるという宇宙ペン!(ほしい…!)などなど、おもちゃ感覚で興味を持って、学びを深めてくれそうなアイテムも。
また博物館では毎週末「子ども博物館」という、大学院生が中心になって行う対話型解説イベントが実施されています。これは予約不要で参加費も無料(総合博物館への入館料は必要)。
参加費無料ときたら、もう行くしかないですよねぇ。
そして8月には「夏休み学習教室」の開催も予定されており、こちらは事前申し込み制(応募者多数の場合は抽選)で、一部材料費が必要なプログラムもありますが、毎年夏休みの宿題に頭を悩ませている私としては、これ以上ない嬉しい企画です!
というわけで、大人も子どもも知的好奇心がくすぐられる、魅力的なスポット。
雨の日と言わず、今すぐにでも訪れてもらいたい場所です!
店舗・施設名 | 京都大学総合博物館 |
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住所 | 京都市左京区吉田本町 |
電話番号 | 075-753-3272 |
営業時間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) 休館日:月曜日、火曜日(平日・祝日にかかわらず)、夏季休業日 8月16日(水) 年末・年始(12月28日~1月4日) |
料金 | 入館料:一般400円高校生・大学生300円/小学生・中学生200円 ※20名以上は団体料金を適用 ※障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1人,70歳以上の方, 京都大学学生および教職員,京都府下の大学在籍の学生は無料 |
ホームページ | http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/ |
Writer江角悠子
Writer江角悠子
京都在住のフリーライター。
2008年生まれの長男と2014年生まれの長女、2人の子どもたち+夫と京都のスポットを巡ることが日々の楽しみ。
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