こんにちは、ライターの江角です。
突然ですが、子育て真っ最中のお母さんお父さん、皆さんのお家では、どんな風に寝かしつけをしていますか?
子守唄を歌う、背中をトントンするなどなど、いろいろなやり方があると思いますが、我が家では、毎晩絵本を読むことが定番。
大人になってから絵本を手にする機会は全くありませんでしたが、子育てを通して再び絵本に出会い、その魅力にすっかりハマっています。
そんな私が子どもを連れて一度訪れたいと思っているのが、今回紹介する「子どもの本専門店 メリーゴーランド京都」です。
お店があるのは、四条河原町を少し下がった東側にあるレトロビルの5階。
中に入ると、タイル張りの床に
木の手すり、アンティークな照明、歩くとギシギシなる階段…とレトロ建築好きのわたくしには、お店にたどり着くまでにも、魅了的な要素が盛りだくさん!
あ、階段のたたずまいは素敵ですが、子どもを連れて5階まで登るのはしんどいので、ぜひ建物の奥にあるエレベーターをご利用ください。
さて、お店の広さは5坪とこぢんまりとしていますが、天井の高い気持ちのいい空間に、本が約4000冊ぎゅーっといっぱいに詰まっています。
これら本のセレクトをしているのは、店長の鈴木潤さん。鈴木さんもお子さんが2人いるお母さんです。
鈴木さんが本を選ぶときのポイントは、長く読めるもの。話題の本なら大きな書店にたくさん並んでいるので、「大きな本屋さんでは見つけられないような本を紹介できたら」と話します。
絵本ばかりではなく、大人向けの小説やエッセイ、雑誌等も置いてあり、こちらのセレクトがまた、暮らしに寄り添うような、優しいほっこりとした印象のものが多く、私は行くたびに必ずや欲しい本と出会ってしまうのです。
そして、私は鈴木さんの書く文章が大好きで(よくブログをチェックしています)、鈴木さんの著書『絵本といっしょに まっすぐまっすぐ』(アノニマ・スタジオ)は即購入。
本では、鈴木さんのブログの文章と共にブログの内容にリンクする150冊の絵本の紹介がしてあって、子供に読ませたいというより、私が読んでみたい絵本にもたくさん出会えました。
子どもにどんな絵本を読ませてあげたらいいのかなぁと悩む人にもおすすめの一冊です。
お店のすみっこには、子ども用椅子もスタンバイ。ここで小さな子が座って夢中になって絵本を読んでいることもあるんだそう。
カゴや布巾、ポストカードなどのちょっとした雑貨も置いてあります。
隣の部屋はギャラリーになっていて、木工や造形、イラスト、写真など、さまざまな展覧会が開かれます。
取材したときには、絵本作家・きくちちきさんの展覧会が開かれていました。ホームページには展覧会の案内が載っているので、ぜひチェックしてみてください。
大型書店には、それって実はおもちゃじゃないの?というような誘惑たっぷりの絵本が置いてありますが、メリーゴーランドには、ボタンを押すと音がなる、動き出すという類のものは置いてありません。
子どもたちが純粋に読める「本」だけが揃っている。メリーゴーランドなら「さぁ、なんでも好きなもの選んでいいよー」って言えるなぁと思うのです。だからこそ、子連れで訪れたい!
ちなみに1階にはミナペルホネンのお店と、3階には先日「ほぼ日」のお店がオープンして賑わっていましたよ!楽しみいっぱいのビル、ぜひ行ってみてください!
店舗・施設名 | 子どもの本 専門店 メリーゴーランド京都 |
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住所 | 京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2寿ビルディング5F |
電話番号 | 075-352-5408 |
営業時間 | 木曜日休(祝日の場合は営業) |
ホームページ | http://www.mgr-kyoto2007.com/ |
Writer江角悠子
Writer江角悠子
京都在住のフリーライター。
2008年生まれの長男と2014年生まれの長女、2人の子どもたち+夫と京都のスポットを巡ることが日々の楽しみ。
WEB:http://w-koharu.com/
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