おでかけ

2017.05.29

こんにちは。おさんぽカメラマンの久藤(ひさふじ)です。

今日は今月31日までやっている西本願寺花灯明ー夜の参拝・特別拝観ーに行ってきました。

ギリギリのご報告ですみません、もし間に合う方は是非行ってみてください!17時半より整理券が配られます。

私は子供連れで早い時間に見たかったので16時40分から並びました。整理券番号ごとに入場時間が割り振られていますが19時オープンすぐの番号がもらえました。ちなみに自転車で行きましたが地図のPのところに駐輪場もありました。

今月は17時半まで開門しているので昼間の国宝・飛雲閣も見ておきました。建物の周囲に池のある珍しい形の建物です。

16時半ころ。西日で屋根の影がしっかり出ていますね。

国宝・唐門。

極彩色の彫刻が細かく施されています。子供と何の動物がいるか探しっこしました。唐獅子・麒麟・鳳凰・孔雀その他植物もたくさん彫られています。夕方の逆光です。

 

整理券を受け取り開門前の18時50分に戻ってきました。この日日没が19時3分だったので日没前です。

ライトアップの照明のオレンジが唐門に当たって幻想的な感じです。まだ日没前なので唐門に明るさを合わせて撮影すると背景の空は白飛びしています。

 

さて開門して敷地内に入りました。唐門内側より日没ちょうどくらいの時間です。

唐門内側より。前回お伝えしたHDR(ハイダイナミックレンジ合成)で撮影してみました。

カメラの性能にもよるのでしょうが合成っぽさはありますが全体的に明るく撮れているのかなと思います。

日没後5分くらい。

マジックアワーという言葉を聞いたことがあると思いますが日没後数十分のことをさします。日本語では薄暮でしょうか。

太陽が地平線より下にあるため影はできませんが太陽のオレンジ色が空には残っています。唐門もライトアップされているので下からオレンジ色を浴びて優しいけれどドラマチックな写真になりました。

HDRだと陰影がない写真になってしまうのでこの場合は通常モードでやや暗めに撮ると良いですね。

 

ここからは書院に入りました。書院内は撮影不可でした。時々公開されているようですが夜間の公開は初めてとのこと。

灯りに照らされて襖絵や天井・欄間などどこを見ても素晴らしかったです。外に出ると19時25分でした。まだ明るい空に三日月がちょうど見えました。

飛雲閣へと続きます。

飛雲閣も普段は公開されていないそうです。

19時27分。空が徐々に暗くなってきましたがまだ青い色もしっかり残っています。夕方とはまったく違う雰囲気で池の水面にもしっかり建物の灯りと空の色が映り込んでいます

19時32分。空の青が濃くなってきました

19時39分。再度HDRで撮影。やはり全体的に明るく撮れるので陰影のある写真を撮りたい場合は通常モードの方が良いですね。三日月がちょうど本堂の国宝・阿弥陀堂の上に来ていました。

この後期間限定カフェ「本願寺おてらかふぇ&まるしぇAKARI」に行ってソフトクリームを食べて出てきました。

20時11分。本堂と樹齢400年の大銀杏。

すっかり空は闇になっていますね。ライトアップされている箇所がしっかりと浮かび上がる状態になりました

 

今日のポイントは「空の色は何色が良い?仕上げたい写真のイメージに合わせて時間を選ぼう!」でした。

季節にもよりますが今の時期は空の青さを残したい場合は日没後30分までが勝負ですね!

皆さんも色々と挑戦してみてください。西本願寺の夜の拝観は5月31日までです。

それではまた次回~!

Information
店舗・施設名 浄土真宗本願寺派 本願寺
住所 京都市下京区堀川通花屋町下ル
電話番号 開閉門時間:5:30-17:00
営業時間 開閉門時間:5:30-17:00
(法要期間中は変更になることもあります。ご確認ください)
伝灯奉告法要 第10期:5月24日(水)-5月31日(水) ≪8日間≫
本願寺おてらかふぇ&まるしぇAKARI も5月31日までの期間限定営業です。
交通 市バス「西本願寺前」下車すぐ
料金 懇志として 浄土真宗本願寺派たすけあい運動募金。「平成28年熊本地震 災害義援金」への ご協力をお願いいたします。
ホームページ http://www.hongwanji.or.jp/

Writer久藤美智子

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Writer久藤美智子

京都在住のフリーランスフォトグラファー。
得意分野は人物、建築、料理。自然を愛する2児の母。

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