こんにちは。カメラマンの久藤(ひさふじ)です。
今回は東山散策と題して3ヶ所フォトジェニックなスポットをご紹介します。
まずは八坂庚申堂です。正式には金剛寺と言うそうです。
ここは最近きもの女子に大人気スポットでカラフルな「くくり猿」のお守りを背景に写真を撮るのが可愛い!と次々ときものを着た人が現れます。
本当に次々といらっしゃいます(笑)
ここでの撮影のコツは特に無く、背景一面にくくり猿が写るように撮るだけでとっても可愛く撮れます!あえて言えば太陽に向かって立つと「眩しそうな顔」になってしまうので、撮る人も撮られる人も日陰に入って撮ると、眩しい顔にならなくてすみますね!
さてそんな敷地内にとっても綺麗な花が咲いていました。
おそらく椿の一種なのでしょうが椿は種類がとってもあるので違っていたらすみません^^;
中心に向けて色がだんだんと濃くなっていく様が美しいですね。
花びらの形状がとっても素敵!この時は建物の影の中でしたが太陽自体は花に向かって左側にあったので「ディフューズ(拡散)されたサイド光(横からの光)」の状態です。
趣がありますね。これを直射日光の当たる場所で撮ってみるとどうでしょう。
さっき例えで出した「眩しそうな顔」のようになりました。中心に向けての色のグラデーション感は薄まってますね。
光が直接当たっているので花びらに影もできています。
好みの問題ですが儚い感じは「ディフューズされたサイド光」。元気な感じは「直射日光」で表現できそうです。
5分ほど歩いて次は安井金比羅宮です。
悪縁を切り良縁を結ぶというご利益のある碑(いし)のある場所で碑にある穴をくぐるためにいつも行列ができています。4月下旬で敷地内には山吹が咲いていました。
これがその碑です。
くぐる場所が狭くて逆に面白いみたいで皆さんニコニコしながらくぐっていました。安井金比羅宮の碑も撮影のコツはそれほどなくてそのまま撮ってもインパクトのある写真が撮れます。
なので今回は「手水舍」をかっこよく撮ってみましょう。
自然の形を活かした手水舎です。
夕陽が当たっていたのと水が落ちてきて波紋ができていたのでそのタイミングも意識して。
夕陽の逆光になる角度で水面をキラッとさせました。ピントの合う範囲も選べたので奥はボカしてみました。
雰囲気が出ますね。この時は散った桜の花びらも残っていたのでアクセントになりました。
散策も疲れたので最後に一休み。建仁寺の近くのカフェ「祇園 ニチ」へ行ってきました。
店内にはジャズが流れていました。夜はBARもなさっているようで納得。
早速かき氷の宇治抹茶金時を注文しました。待っている間にお店の人に写真を撮って良いかも確認。←重要ですよ~!
すると、、
登場!
最近は料理を上から撮るのが流行りですが高さのあるものは横から撮りたいですよね。
でもその場合は背景をどこにするのか悩みどころ。しかも今回のかき氷はかなり細かく削ってある氷のため溶けやすい!悩んでいる間に刻々と溶けていきます(汗)
最高の背景を是非かき氷さんが現れる前に見つけておいて来た瞬間に撮影してみてくださいね。
抹茶シロップをまとったふわふわの氷は口に入れると溶けるっ!溶けるっ!
最後に現れる練乳ババロアに驚き大粒の小豆を頬張って今日の散策は終了。
今回のテーマは「光はどこから当たっているの?光を意識すれば写真上達の第一歩!」でした。
今日は専門用語が出てきて疲れちゃいましたね。また次回をお楽しみにっ!
スポット情報
◇金剛寺(八坂庚申堂)
拝観時間:9:00-16:00
京都市東山区下河原通4丁目金園町390
交通アクセス:市バス東山安井または清水道下車徒歩5分
◇安井金比羅宮
京都市東山区下弁天町70
交通アクセス:市バス東山安井下車徒歩1分
◇祇園 ニチ
京都市東山区祇園町南側570−8
tel:075-525-7128
営業時間:11:00-18:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日休み)
店舗・施設名 | 祇園 ニチ |
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住所 | 京都市東山区祇園町南側570−8 |
電話番号 | 075-525-7128 |
営業時間 | 11:00-18:00 定休日:水曜日(祝日の場合は翌日休み) |
ホームページ | http://www.gion-niti.com/ |
Writer久藤美智子
Writer久藤美智子
京都在住のフリーランスフォトグラファー。
得意分野は人物、建築、料理。自然を愛する2児の母。