いよいよ京都にも寒い冬がやってきました。
そして、冬の京都のお漬物と言えば、やっぱり千枚漬!
千枚漬とは、かぶらを薄く切って、昆布や唐辛子とともに酢漬けにしたものを言い、かぶらと昆布のとろみと甘酸っぱさが人気のお漬物。
特に聖護院かぶらが出回るこの季節に、京都の食卓を彩る冬の風物詩です。
そして今回、このように5種類の千枚漬をずらりと並べてみました。
かなり贅沢ですが、食べ比べてみた感想をご報告しますね!
こちらの5ブランドを食べ比べましたが、まず最初にいただいたのは大藤さんの千枚漬。
<千枚漬本家 大藤> 110g 648円(税込)
京都御所で料理方を勤めていた初代が千枚漬を考案され、とても古い歴史をもつこちらの千枚漬。
透けるほど薄く切った聖護院かぶらですが、しっかりと食感を壊さずに漬けられており、品のよい甘酸っぱさと豊かな昆布の風味を楽しめます。
特に、聖護院かぶら特有の味を邪魔しない味わいがたまりません。
壬生菜も一緒に漬けられていて、まさに”大人のための一品”だな!と感じました。
続いていただいたのは大安さん。
<大安> 106g 713円(税込)
契約農家で丹精込めて育てられたという聖護院かぶらを天然昆布で手間隙かけて作られた千枚漬は、今回紹介している中では一番さっぱりしたお味。
昆布とかぶらの甘味に、下漬けの塩味がほどよいハーモニー。
まさに素材を最大限生かした味わいと感じました。
例えば、チーズなんかをくるんで食べてみるのも面白いかもしれません。
お次は桝俉(ますご)さんです。
<桝俉> 105g 648円(税込)
こちらも使われているのはきめ細かい純白の聖護院かぶら。
それを一枚一枚、熟練の職人さんたちが丹念に利尻昆布で漬け込んで作られています。
酸味をあまり感じない上品な甘味が特徴で、酸っぱさが苦手な方やお子様にはぜひこちらをおすすめしたいと思います!
続いてはこちらの千枚漬。
<近為> 140g 864円(税込)
こちらは、特に昆布のとろみを感じる千枚漬でした。
そして甘酸っぱい千枚漬がお好きな人にはこちらがおすすめ。
しっかりと味がしみているので、お酒のお供にベストですね。
これからの季節は熱燗と一緒にちびちびと楽しむのも素敵です。
そして近為さんはお醤油をほんの少しそえて食べることもおすすめされていて、やってみるとこれがまたおいしい!
千枚漬の楽しみ方って、いろいろあるな、と実感しました。
最後は土井志ば漬本舗さんが作る千枚漬です。
<土井志ば漬本舗> 100g 692円(税込)
その名の通り、しば漬で有名な土井志ば漬本舗さんもこの季節は千枚漬を出されています。
こちらの特長はまろやかな甘さと酸味のバランスの良さです。
特に噛むたびに感じる甘さはクセになるおいしさ。
素材の味を生かしつつもしっかりしたお味は白いご飯にぴったりでした!
いわゆる「何杯でもいける!」というおいしさですね。
こうやって5種類を食べ比べてみると、味わいや食感にそれぞれの特長があって、面白いものですね。
これもまた、お漬物の楽しみ方だと感じました。
ぜひ皆さまもお試しあれ!!
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Writerデジスタイル京都スタッフ
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