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京都・右京区の世界遺産・仁和寺では、2025年3月22日(土)〜5月6日(火・祝)まで、春の恒例イベント「御室花まつり2025」を開催中です。
取材に伺った4月12日(土)時点では、境内の御室桜は5〜7分咲き。
まもなく満開を迎え、春の京都を締めくくるにふさわしい絶景が広がっています。
仁和寺を象徴する五重塔と御室桜の共演は、まるで空からピンクの雲が降りてきたような幻想的な光景!
御室桜は低木で、花を目線の高さで楽しめるのが特徴。カメラ片手に歩くだけで、フォトジェニックなシーンに出会えます。
25年4月12日(土)の様子
たんぽぽも綺麗!
花見台も設置されているので、誰でも映え写真が撮影可能です!
境内の一部の桜は、既に樹齢360年を超えると考えられ、近年、樹勢の衰えが顕著となっていました。
そこで2007年、千葉大学園芸学部・住友林業グループとともに「御室桜研究プロジェクト」がスタート。
美しい桜の影には、様々な方の努力が…
御室桜の苗木は株分けで増殖されてきましたが、この桜は大変繊細なため、株分けの段階で先祖帰りをして一重になることが多く、八重咲きが徐々に失われつつあったそうです。
そこで、組織培養の手法である「茎頂(けいちょう)培養法」とよばれる、芽の分裂組織である「茎頂」を顕微鏡で観察、摘出し培養する方法が採用されました。
いわゆるクローン技術です!
美しい桜を守るために様々な人が努力を重ねた結晶です…!
境内で探してみてくださいね
花まつり期間中、境内には屋台村が登場。
京菓子や御抹茶、焼き物屋さんなど、見ているだけでも楽しいお店が勢ぞろいです。
境内には『NINNAJI -JAXURY SPACE-』という、現代的なお茶屋さんもあります。
JAXURYとは、《Japanʼs Authentic Luxury》を表しているそう。お洒落ですね〜!
店内も広々として、開放的です
御抹茶とお団子のメニューはこちら!御抹茶は3種類の中から選べます
『花より団子』派も、思わずうっとりしてしまう光景です
お団子の上にも桜が
なんと、お団子の表面にも桜模様が!なんて美しいお団子でしょうか…。
甘いものを食べたあとは、お抹茶がさらに美味しく感じます。とても贅沢な時間です。
《春の新作お守り「紅い糸のえんむすび守」》の授与もスタートしました。
真っ白なレース地に紅白の糸で刺繍が施された上品なお守りには、仕事、恋愛、人生のあらゆるご縁が結ばれるよう願いが込められています。仁和寺御所庭園売店にて1躯1,500円で授与中です。
あやかりたい!
いかがでしたでしょうか?見ているだけでもワクワクしてきますよね!
ぜひ仁和寺で、桜の絶景やグルメをお供に、春の楽しいひとときをお楽しみください。
境内は桜だけでなく、様々なお花を楽しむことができます
店舗・施設名 | 仁和寺 |
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住所 | 京都府京都市右京区御室大内33 |
交通 | 京福電車:『御室仁和寺』下車 徒歩約3分/市バス・JRバス:『御室仁和寺』下車すぐ |
料金 | 御室花祭り入山料:500円(※18歳以下は次世代への文化支援のため無料) |
ホームページ | https://ninnaji.jp/ |
Writerデジスタイル京都スタッフ
Writerデジスタイル京都スタッフ
タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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