抹茶大好きライター《京都生まれのこよみ》です(^^♪
皆さんにとって、忙しい日々の中での癒しと言えば何でしょうか。
人それぞれに癒しの方法があると思いますが、『お茶を飲んでほっこりすること』は皆さん共通の癒しではないでしょうか。
「自分だけの静かな時間を過ごしたい…」「美味しいお茶を味わいたい…」「一人でも気軽に入れるカフェを見つけたい…」 これ、全部叶います!!
皆さんも贅沢な自分時間を味わいに足を運んでみませんか。
それが今回ご紹介する【椿堂茶舗 茶房竹聲(さぼう ちくせい)】さんです。
京阪電車「墨染駅」より徒歩二分。京都銀行墨染支店の南隣にあります。
店舗横の路地には丁寧に打ち水された石畳が。この奥に茶房があります。
店内に入るとそこはタイムスリップしたかのような、どこか懐かしい落ち着いた雰囲気。
ゆったりとした時間が流れています。
まずはオススメ商品をお聞きして「上生菓子セット」(1,210円)を注文。
上生菓子は三種類から選べます(季節によって替わります)
お抹茶を口に含んだ途端、驚きが。お抹茶は苦いというイメージがあったのですが、それが覆されました。ほんのり甘くて上品なお味です。
次に上生菓子の「茶の実」に舌鼓。こちらも抹茶がふんだんに使用されていて、美味しい!
どちらも主張しすぎず、ちょうどいいお味です。
お抹茶と生菓子の他にお茶と菓子(三種の味)も付いていて満足感たっぷりのセットでした。
陽が差し込む中庭を眺めながらいただけます。
次は「抹茶ぜんざい」(1,100円)をいただきました。
まずは湯吞みにお湯を入れてから、茶葉を入れた急須にお湯を移して砂時計で一分計ります。
一杯目、「あ、甘い。上品な甘さで渋さは全然ありません」
二杯目は茶葉が開いているので30秒。「先ほどより少し味が濃く、とてもまろやか」
普段自分が、いかに手間暇かけずに淹れたお茶を飲んでいるかがわかりました(^-^;
抹茶ぜんざいも濃厚なお味で、小豆、白玉がたくさん入っていて、贅沢なお品。
全て完食、どれも美味しくいただき満足。ごちそうさまでした。
ここでお店の方にお話を伺いました。
●創業について
明治12年に深草の大亀谷で日本茶専門店として創業しました。その後、墨染に移転し2000年にはカフェも併設しました。
現在は伏見稲荷大社内に日本茶カフェ「稲荷茶寮」もオープンし、スタッフもあちらとこちらを行き来して忙しい日々を送っています。
●お店のコンセプトを教えてください
賑やかすぎない隠れ家的カフェを目指しています。
今はコンビニで簡単にペットボトルなどのお茶が手に入る時代。ですが、ひと昔前は急須で手間をかけてお茶を淹れてほっこりしていました。そんな時間をもう一度思い出して、お茶を味わっていただきたいと思っています。
お茶屋併設のカフェだからこそ出せる味を、提供していると自負しております。
●お客様に知っていただきたいことや、今後について
重複しますが、やはり“お茶の美味しさ”をもっと幅広く知っていただくこと。そしてその時間と空間も大切にしていただきたい、という思いです。
今のところ次の出店予定はありませんが、今後ご要望があればお応えしたいと考えております。
笑顔の絶えない従業員の皆さん
終始笑顔でお話していただきました。お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。
私自身、美味しいお茶をいただき、心身ともに癒されました。
日本茶カフェというと行くまでは少し敷居が高いイメージがあったのですが、全然そうではありませんでした。むしろ気軽にお茶を飲みに行ける所、という印象でした。
早くこちらの日本茶カフェをたくさんの方にお伝えしたいという思いでお店を後にしました。
皆さんも優雅で静かな時間を過ごしに行かれてみてはいかがでしょうか(^^)
店舗・施設名 | 椿堂茶舗 茶房竹聲 |
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住所 | 京都市伏見区深草北新町635 |
電話番号 | 075-644-1231 |
営業時間 | 12:00~17:00(16:30 L.O) 定休日 水曜・日曜・祝日 |
交通 | 京阪電車「墨染」より徒歩2分 JR奈良線「藤森」より徒歩10分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | https://tsubakido.kyoto/chikusei/ |
Writer京都生まれのこよみ
Writer京都生まれのこよみ
京都在住。趣味は御朱印集め、グルメ&スイーツ食べ歩き。
京都検定3級取得。2児の母。