ルメール騎手がトークショーで語った「イクイノックスとアーモンドアイ」とは？【JRA70周年記念展示～人と馬の物語～】は京都高島屋で開催中！

こんばんは！

いよいよ秋競馬がスタートし、京都競馬開催が待ち遠しいミヤマグチです。

今日は、京都高島屋S.C.（京都市下京区）で開催中の【JRA70周年記念展示～人と馬の物語～】で実施された「クリストフ・ルメール騎手スペシャルトークショー」に行ってきましたのでそのレポートをお届けします！

クリストフ・ルメール騎手が語った名馬への想い・そしてレジェンドジョッキーとの絆

フランス生まれのルメール騎手は、2015年に日本中央競馬会（JRA）の通年騎手免許を取得し、2018年には年間215勝を挙げ年間最多勝記録を更新。さらにこれまで6度もリーディングジョッキーに輝く名手。

現在は京都に住まれていることでも有名ですよね。

そんなルメール騎手のトークショーとあって、朝から整理券を求める競馬ファンが多く集まり、会場は満席となっていました。

いつもの勝負服とは違うスーツ姿も素敵なルメール騎手

トークショーではルメール騎手が騎乗してきた名馬たちの話が聞けました！

日本の芝GIレース9勝という記録をもつ名牝・アーモンドアイ、そして国内外のG1レースを6連勝し“世界最強”となったイクイノックス。

いずれもルメール騎手が手綱を取ってきた名馬ですが、その2頭について「筋肉などフィジカルが凄いことはもちろん、2頭ともとても頭が良くメンタルも強い。朝の運動では完璧じゃなくてもレースになるとしっかりとやるべきことをやってくれる。何をすべきかを分かっていた。」と語ります。

そして数々のレースに勝利してきたルメール騎手が「忘れられないレース」として挙げられていたのが、アーモンドアイが同年の三冠馬コントレイルと三冠牝馬デアリングタクトに勝利し、彼女のラストレースとなった2020年のジャパンカップ。そして前年の覇者でもあるイクイノックスが堂々の二連覇を飾った2023年の天皇賞（秋）とのことでした。　※もう1レース2011年のオーストラリアのG1・メルボルンカップも挙げられていました。

特に2023年の天皇賞（秋）は、「絶対に負けられないレース。もし負けたとしたら私の責任でしかない。」というプレッシャーもすごかったとのことで、勝利の喜びは格別だったようです。

また、「一度騎乗してみたかった馬は？」という質問に対しては、誰もが知っている三冠馬・ディープインパクトと、フランスのG1レース・ジャック・ル・マロワを制するなど世界でもその強さ見せつけた名マイラー・タイキシャトルとの答えが。

2005年の有馬記念にハーツクライでディープに初の土をつけたのがルメール騎手でしたが、「あの背中に乗ったらものすごいスピードなんだろうな」と思われていたそうです。

さらに話はジョッキー仲間についても広がりました。日本に来てから始めたたというゴルフは幸英明ジョッキーや浜中俊ジョッキーともラウンドを楽しまれているそうです。

そして来日以来さまざまなサポートをしてくれている「ベストフレンド」としてレジェンド・武豊ジョッキーの名を挙げられていました。トップジョッキーふたりのキズナは、何よりも深そうです。

トークショー後には、会場出口にある壁面にサインもされました！

イクイノックスのすぐ横に記された直筆サイン！

「書くのはとても難しい！」と語られていましたが、しっかりと日本語も！！

会場ではこのサイン、見逃したらダメですよ～！

会場には中央競馬70年の歴史を駆け抜けた名馬達を紹介するさまざまな展示が！

京都髙島屋S.C.（百貨店）７階グランドホールでは、9月23日（月・休）までの期間、人と馬の強い絆の物語にスポットを当て、中央競馬の歴史を駆け抜けた名馬たちを紹介されています。

騎手だけでなく、調教師や厩務員といった多くの競馬関係者と馬との絆が紐解けるのが競馬ファンとしては嬉しい限り。

さらに、歴史を駆け抜けた名馬とホースマンの物語を佐々木蔵之介さんのナレーションで紹介される音声ガイドも！

ガイド機は無料なのでぜひチェックしてみてください。

オグリキャップのラストランとなった第35回有馬記念、そしてルメール騎手の「忘れられないレース」のひとつでもある第168回天皇賞（秋）を臨場感たっぷりに再現した「サウンドVR」も必見です。

“ルメール騎手の目線”を体験できるジョッキーカメラの迫力とサウンドを体感してみてください！

その他、70年を振り返るコーナーも。

「おお！このレースにはこんな想い出が！」「あのレースは勝ったなあ！！」といった思い出話に花が咲くこと間違いなし。

あのスマホゲームで娘になった名馬たちの名も多く登場してきます。

さらにさらに、普段はなかなかお目にかかれない三冠馬のゼッケンなども展示されています！

しかも・・・これだけ楽しめて完全無料イベントなのです！

競馬ファンもそうでない方も、ぜひこの機会に高島屋京都S.C.7階へゲートインしてみてくださいね。