おでかけ

2024.04.30

こんにちは!京都子育てネットワーク、ママライターのひさのんです。

 

新年度になって、早1ヶ月。新しい生活スタイルに慣れてきた頃でしょうか?

うちは下の子が保育園に入園。初めての保育園生活で、ドキドキでしたが、初日から給食をおかわりするという大者っぷり!毎朝、「今日の給食は何かな~?」と言いながら登園していきます(笑)

 

みなさんは毎日ちゃんと食べてますか?

私は忙しいと、簡単に済ませてしまったり、後回しにしてしまったりしてしまいます…

でも食べることって、ホントにすごく大切ですよね!

 

今回は食べることの大切さ、楽しさを伝えたい!という想いを持って、立ち上げられた「京都藤城子ども食堂」さんをご紹介します!

 

立ち上げられたのがこの方!

下司 愛さん!

深草在住で、2人のお子さんを育てておられる絶賛子育て中のママさんです。

今回は「京都藤城子ども食堂」さんを見学させてもらいながら、下司さんに色々とお話を聞いてきました!

 

きっかけは自身の不安から…

下司さんが子ども食堂を始められたきっかけは「主人が仕事で忙しく、ワンオペ育児状態だったこともあり、もし私が倒れたら、子どもたちはどうなるんだろう…と不安に思っていた時に、テレビで子ども食堂のことを知り、私もやってみたい!」と思われたんだそうです。

 

そう思うママは少なくないと思います。今は夫婦共働きという家庭も多くなってきているので、ご飯は簡単なもので済ませてしまうという日もあるのでは?

私も夜は毎日ワンオペ。たとえ体調を崩したとしても育児を休むことはできないので、そういう不安を感じることはあります。

 

「子ども食堂をやりたい」

言うのは簡単だけど、実際に何をどのようにすれば良いのだろう…?

 

繋がりで実現した「京都藤城子ども食堂」

「子ども食堂がしたいんだよね。」

知り合いの方に相談された下司さん。

この方が立ち上げられた「そらいろプロジェクト京都」という京都で6つの素敵な活動をされている特定非営利活動法人のご協力もあり、2016年に「京都藤城子ども食堂」を立ち上げられました!

「そらいろプロジェクト京都」さんについてもご紹介したいのですが、かなり長くなってしまいそうなので、こちらを見ていただけると有り難いです↓↓↓

https://www.sora-pro.jp/

 

そしてその繋がりから、さらに縁がどんどん広がって、今に至ります。

と教えてくださいました。

 

毎回、食事を作ってくださっているスタッフさんもこの繋がりで知り合われた方ばかりだそうです。

 

今回お邪魔した時も下司さんとお2人のスタッフさんが食事を作っておられました。

あ、、、!

下司さんのご紹介をしていたら、今回の開催場所をご紹介するのをすっかり忘れていました!

今回私がお邪魔したのはこちらです!

「藤城児童館」さん!

 

コロナ流行前は、「藤城の家」さんで、毎月第3金曜日の夕方に開催されていたそうですが、コロナ禍で「藤城の家」さんが利用できなくなり、今は土曜日か日曜日のお昼間に「藤城児童館」さんか「天理教 山國大教会」さんで開催されているそうです。

 

毎月の開催以外に、夏は流しそうめん冬はお餅つきなど、家ではなかなか体験できないことをされることもあるそうです!こちらも地域の方々が協力してくださって、いつも大盛況だそう☆

本物の竹を使って流しそうめんをしたり、杵と臼でお餅をついたりするのって貴重な体験ですし、みんなで一緒にすると凄く楽しいですよね☆

 

他にもフラワーアレンジメントのワークショップやデコ寿司教室などのイベントをされたこともあります。全て地域の方や下司さん繋がりの方などの協力があって開催できたもの。

こんな風に繋がりが広がっていくって、とっても素敵ですよね(^^)

私も参加してみたい!!!

 

 

では、ここからは「京都藤城子ども食堂」さんの様子をご紹介していきますよ!

 

まず気になるのは今回のメニューですよね!

今回は、クリームシチュー・ごはん・サラダ・タケノコのバター醤油焼き、そして食後にはケーキ!!

めっちゃ美味しそう♪

 

キッチンではスタッフさんたちが手際良く、準備をされていきます。

切った食材をお鍋へ。

すごい量!この大きさのお鍋は家庭にはないですよね(^^;

 

ぐつぐつ煮ていると、良い匂いがしてきました!

子どもたちも匂いに誘われて、「今日は何~?」と見に来ていました☆

 

そろそろ出来上がりも近くなってきたので、お部屋に机を出したり、お皿を運んだりして準備をします。

子どもも大人もお腹ペコペコ。私もお腹がなりそうでした…笑

下司さんが1人1人、お皿に入れてくださいます。

すでに盛られた状態で出てくるのではなく、こういう姿を見れるのも良いな~って思いました。

そして…準備完了―――!!!

すっごく美味しそう♪

それでは、みんなで「いただきまーす!」

みんな、美味しそうに食べてました☆

 

どれも普段家で食べているメニューだけど、みんなで食べるといつもより美味しいですよね♪

 

そして子どもたちが食べ終わる頃を見計らって、食後のケーキを準備!!

フルーツいっぱいで、めちゃくちゃ美味しそうなケーキじゃないですか!?

 

このケーキもスタッフさんの手作り!?

いえ、こちらは違うんです。

 

こちらのケーキにも素敵な想いが詰まっているんです。

誰にでもある誕生日。そして誰にとっても大切な年に一度の日ですよね。

そんな特別な日に美味しいケーキでお祝いをしたいという想いで「ほっとはぁとバースデー」という京都府共同募金会さんがされている取り組みがあり、そちらに申し込みをされていて、今回こちらのケーキが届いたというわけなんです☆

 

この素敵な取り組み「ほっとはぁとバースデー」についてはこちらも見ていただけると嬉しいです↓↓↓

>くわしくはこちら!

 

 

ちなみに毎回ケーキを作ってくださっているのは京都障害者福祉センターの「いたはし学園」さんのみなさんです。

いたはし学園さんについてもこちらで見ることができますよ↓↓↓

https://itahashigakuen.sakura.ne.jp/

 

色んな方の素敵な想いが詰まったケーキ♪子どもたちは毎回楽しみにしています!

これは大人もワクワクしちゃいますよねー☆

 

こちらも人数分に切り分けて、、、

みんな、楽しそうな笑顔で食べていました♪

ケーキも食べて、お腹いっぱいの子どもたち。

このままお友達と児童館で遊ぶこともできるので、1日楽しめます!

 

今後もゆる~く、なが~く続けたい

まだまだコロナ流行前と同じようにはできていないそうですが、コロナ流行中もフードパントリーなど、形を変えて、ずっと続けてこられた下司さん。

今は忙しくて、食べることを後回しにしている方も多い。でももっと食べることを大切に考えてほしいという想いで今まで続けてこられました。

 

今後はどのように続けていかれるのか聞いたところ、、、

 

以前のように金曜日の夜に開催できたら、もっとたくさんのパパママにも参加していただけるのでは?と思っていますし、金曜日なら次の日は学校がお休みだから、子どもたちも少し遅くなっても大丈夫かなと。

夕方の時間でもお仕事をされているパパママは参加難しいという方ももちろんいらっしゃいますが、子どもを迎えにきたパパママ同士が喋ることができたりするんです。

私は子どもたちだけではなく、大人も楽しめる場所にしたいと思っているんですよね。

子どもが未就学の間は、親子で行ける子育てサロンやイベントがたくさんありますよね?でも小学生になった途端に、そういう場所が減りませんか?そうすることで、孤独を感じているパパママも少なくないと思うんです。

「京都藤城子ども食堂」は特別な場所ではなく、日常にある地域みんなの居場所になればと思っています。

愛が溢れた言葉に、私は共感しかありません。

私も上の子が小学校に入学、下の子も保育園に入園した今、子育てサロンに行くことも、児童館へ行くことも無くなってしまいました。

子どもたちは子どもたちのコミュニティを、大人は大人のコミュニティを作っていける場所があるって本当に素敵なことですよね♪

 

また京都藤城子ども食堂さんの活動の様子はこちらからもご覧いただけます↓↓↓

https://www.facebook.com/fujishiro.ks

 

なお、食材の準備やスタッフさんの確保などの関係で事前申込み制になっています。

こちらのLINEアカウントから申込みが可能です♪

https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=644kkblw

 

生活の上で無くてはならない食事。

1人で食べるより、みんなで食べる方が絶対美味しい!そして楽しい!

そんな楽しい時間を一緒に過ごしませんか?

Information
店舗・施設名 京都藤城子ども食堂(藤城児童館)
住所 京都市伏見区桃山町正宗52−6
お問合せ先 fujishiro.ks@gmail.com(代表:下司)
ーーー
・主催:京都藤城子ども食堂実行委員会
・共催:藤城の家 藤城児童館
・協賛:社旗福祉法人京都老人福祉協会

Writer國賀緋沙乃(ひさのん)

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Writer國賀緋沙乃(ひさのん)

日々、子どもたちと一緒に楽しめる場所やイベントを探し求めている絶賛子育て中のママライター。
「子育て中のママと繋がりたい!ママ同士を繋げたい!」という想いで、親子で参加できる講座なども開催。
だが、実は人見知り…という一面も。。。
子育てしやすい町、深草!その魅力をたくさんのパパママに届けたいです!!

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