こんにちは!
最後の晩餐はフランス料理と今から決めている デジスタイル京都スタッフのタムラです。
誰でも気軽に、おとくにフレンチを楽しめるイベント「 ダイナースクラブ フランス レストラン ウィーク 2023 」 が今年も全国で開催されることになりました。
そして今秋、日本のフレンチ業界で特に注目を集めているフォーカスシェフに選ばれた、堀口学シェフの京都市左京区・岡崎にあるレストランLe Rokujian(ル・ロクジアン)で一足お先にに今回のイベントのお料理を頂いてきました。
お店があるのは、京都の中心街から少し外れた、有名寺院仏閣スポットとして有名な岡崎エリア。
その東山山麓の閑静な住宅街にひっそりたたずむ、2回目のイベント参加となったLe Rokujianです。
アマン京都ホテルでスーシェフを務められていた堀口さんと奥田さんの共同経営として2022年にオープンした新しいお店です。
外にはデッキスペースがあります、なんだか早々にヨーロピアンな雰囲気が漂ってきました。
食後のデザートを召し上がった後にテラスで食後酒やコーヒーをゆっくりと楽しむお客様も多いのだとか…
お腹いっぱいになった至福のひと時を、虫の声を聞きながらここで締めのコーヒーとか素敵ですね。
店内に入ると木のぬくもりと共に、バターの香ばしい香りに包まれ…一気にフレンチモードになってきます。
なんとお客様の予約時間に合わせて、前菜のサブレを焼かれているとのこと…
最もおいしいタイミングでサーブしたいから、そのタイミングに合わせて、とのことです。
前菜からもうすでに食に対するこだわりが感じられ、どんなお料理がいただけるかドキドキしてきました!
ではでは、お待たせしました…
1皿目の前菜はフォアグラと先ほど店内に甘い香りが広がっていたサブレです。
上にのせられたフォワグラの「冷」と焼きたてサブレの「温」の組み合わせが贅沢な一品。
そしてお皿がなんとも素敵…こちらは滋賀県の信楽でこのお店専用に特注された食器で、職人の方とお店のコンセプトや料理内容など何度も話し合って仕上がったものだそうです。
特にこだわったのは白さ、堀口シェフ曰く「純真無垢な白は誤魔化しがきかない色、だからその上にのせる料理はありのままに映ります。なのでいい加減なものは載せられないと思いながら日々お客様へサーブしています。」
料理哲学が感じられますね…
続々とまいります、
前菜2皿目は、ウサギと豚肉のテリーヌとラタトゥイユ。
手前のグリーンのペーストは日本ではあまり見かけないフランス料理定番のハーブ エストラゴン、日本では西洋ヨモギともいわれています。
今回のお食事でウサギ肉を生まれて初めて頂いたのですが…
想像以上に癖が無く、脂分も少なくヘルシーで食べやすい!!
添えられたエストラゴンのさわやかな風味が、テリーヌのリッチさを更に高めてくれます。
そして、前菜の後はラビオリのコンソメスープ。
暖かいスープの上に削りたてのトリュフをのせて頂きます
ヨーロッパの秋の幸である、ジロール茸(アンズ茸)が入ってるじゃないですか!!
日本ではなかなかお目に掛かれないレアな食材の登場に大興奮です、これが本格フレンチなんですね!
季節の食材を味わう為にリピート来店したいですね。
ちなみにジロール茸は時期によっては他のものに変わるとのことでしたので、お好きな方はお早めに。
はい、そしていよいよメインコースが始まります。
まず一皿目は、青森産の秋鮭を使用したLe Rokujian styleのフィッシュ&チップスにソースはスープ・ド・ポワソン 北海道産のサフランの香りが食欲を更に増してくれます。
ギリシャを起源とするサクサクに揚げた麺状のカダイフの上に、可愛くチュンチュンと並んでいるのは、これまた青森産の黒ニンニクのペースト、黒ニンニクならではのコクと自然な甘さがあり、脂がのった鮭とうまく調和します。
近い産地で合わせた方が食材達の相性もいいので、調和がとれた仕上がりになるのです、と言われるシェフの優しさが胸にささります!
メインの2皿目は、蝦夷鹿のロティです。
この辺りでフルボディの赤ワインを追加注文したいところですが…お仕事中なので我慢します、笑。
鹿肉の下にかかったソースはソース・ボルドレーズ、赤ワインと鹿肉を煮詰めて作られています。
こちらも相性の良さを考えた時にしっくりした味わいになるから、出所が近い食材を選んでいるのですね。
食材たちの声に耳を傾けようとされているシェフの優しさがここでも感じずにはいられません。
そして目の前でかけてくださっているのが、京都の京北町で生産者の方とシェフが一緒に摘んだ山椒の実です。
色々試した中でシェフの作る料理と優しくマッチしたものがこれだった、とのこと
鹿肉独特の風味がまろやかな山椒にあわされて、大人の味になります
もう一回言わせて!ワインもう一杯お代わりしたい、笑。
お腹が完全に満たされたところで、お待ちかねのデザートです。
こちらはパティシエのシェフ奥田さんによる抹茶のパリブレスト
祇園の北川半兵衞の抹茶と、フランスのヴァローナ チョコレートを混ぜたクリームがとってもリッチですね。
では最後に、今回食材にまつわるお話やフレンチ食文化の哲学など様々なお話を伺った、お料理が担当の堀口さん(左)とパティシエの奥田さん(右)です。
いや~お二人とも知識が深いから、美味しい食事が更に楽しくなります。
サーブ以外にもこういったコミュニケーションがとれるのも魅力ですよね
あ、もちろんカップルなど静かに食べたいお客様の前ではおしゃべりは控えます、とのことでしたのでご安心ください、笑。
ダイナースクラブ フランス レストランウィークの、本格フレンチを気軽に楽しめる期間を利用して、本場のフレンチをここ京都で堪能してください。
店舗・施設名 | レストラン Le Rokujian |
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住所 | 京都市左京区岡崎南御所町40-20 |
電話番号 | 080-3797-6900 |
営業時間 | 18:00〜23:30 (定休日:月曜・不定休) |
交通 | 京都市営地下鉄東西線「東山駅」 から徒歩 15分 バス停「岡崎道」から徒歩4分 |
料金 | フランス レストランウィーク2023特別プラン 8,000円(税・サ込) |
お問合せ先 | ダイナースクラブ フランス レストランウィーク 2023 【公式サイト】https://francerestaurantweek.com/ ダイナースクラブカードをお持ちのお客様には限定特典があります。 |
ホームページ | https://www.rokujian.com/ |
Writerデジスタイル京都スタッフ
Writerデジスタイル京都スタッフ
タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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