こんにちは、日本酒大好きミヤマグチです。
今回は、先日京都市左京区の岡崎庵で開催された「どうやぶり -食と日本酒と音楽と-」というイベントのレポートです。
「どうやぶり」という言葉、聞きなれないですよね。讃岐弁で、がんばった自分や仲間との慰安の酒宴。「どう」は「労」のなまり,「破(やぶ)り」は「発散させる」という意味だそうです。
なぜ讃岐弁なのかというと、このイベントの主役・和太鼓音楽ユニットの「猩猩(しょうじょう)」の代表・奈尾知弥さんの出身地だから。
香川出身の奈尾さんが、『同じ四国の徳島県の酒蔵・三芳菊酒造と音響機器の老舗オンキヨーが共同で醸造の工程でタンクに直接音の振動を与える仕組みを作り、発酵を促進させて美味しい日本酒を作っている』という話を聞き、「自分たちの和太鼓の演奏を聴かせて醸したお酒を造ってみたい!」と、直接アプローチをされて自ら日本酒をプロデュースされました。
そしてその最新技術『加振酒製法』で、自分たちの音楽を聴かせて醸した<蓄音酒~レコ酒~>というお酒のお披露目として開催されたのが「どうやぶり」というワケです。
まずは会場となった岡崎庵で猩猩(しょうじょう)のライブを楽しませてもらいます。
京都・佛現寺の副住職の油小路さんとのコラボ演奏。新たな世界観の音楽です。
そして大迫力の和太鼓の演奏は動画でご覧ください!
めちゃくちゃ大きな和太鼓から伝わるこの音・振動。
会場にいる皆が圧倒されました!
そして演奏後には三芳菊酒造の杜氏・馬宮亮一郎さんとのトークセッションも。
お酒には<蓄音酒~レコ酒>と銘打たれている通り「レコードの“ジャケ買い”のように、お酒との出会いも楽しんでほしい」という想いを込めて、このラベルも奈尾さん自身でプロデュースされ、いろいろなこだわりが詰まっています。
デザインはもちろん、印刷されている二次元バーコードからWEBサイトに行くと、このお酒に聴かせてきた楽曲を楽しめるサプライズも!
その音楽を聴きながらお酒を楽しむってのも乙ですよね。
そして、ライブの後はお楽しみの試飲会!
<蓄音酒~レコ酒>のほか、三芳菊酒造さんのお酒を京都らしいおつまみとともに楽しめます。
まずはやっぱり<蓄音酒~レコ酒>をひと口。
日本酒初心者でも楽しめるように、という想いもありとてもフルーティーな味わいです。
微発泡酒ですので香りも華やか。
あのワイルドな太鼓を聴いて育ったとは思えないような繊細な味わいです。
食事との相性も抜群で、お酒進んじゃいます~!
会場では杜氏の馬宮さんのお話を聞きながら、その他のお酒も楽しめましたよ!
個性的なラベルが印象的。
そしてどれもとても飲みやすいお酒です。
当日、会場には多くの外国人も来られていました。
和太鼓に日本酒。
日本が誇る音楽と食の文化を楽しめる、素敵なイベントでした!
商品は猩猩公式サイトでオンラインでも販売されていますので興味のある方はぜひ!
店舗・施設名 | どうやぶり -食と日本酒と音楽と-(岡崎庵) |
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住所 | 京都市左京区岡崎円勝寺町91-65 |
ホームページ | https://www.digistyle-kyoto.com/event/35809 |
Writerデジスタイル京都スタッフ
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