【世界遺産二条城・夏の特別事業】非公開の香雲亭で特別な朝食を愉しむ！（京都市中京区）

旬のおいしいものを食べて季節感を味わいたい、デジスタイル京都スタッフのミズノです。

蝉の鳴く声を聞くと、いよいよ夏本番！という感じがしますね。
夏休みやお盆のご予定はもうお決まりでしょうか？
せっかくなら、この季節限定のイベントにお出掛けしませんか～

ということで、世界遺産・元離宮二条城（京都市中京区二条通堀川西入）でいただく特別朝食「京のゆば粥御膳」をご紹介します！

こちらの特別朝食は、文化庁の京都移転を記念した事業のひとつ。二条城・清流園内にある通常は非公開の香雲亭で、和洋折衷の庭園を眺めながら季節の京料理をいただだく、というなんとも風情のあるイベントなのですよ。

<二条城・清流園内の香雲亭>

平成29年からはじまり、今年で7年目を迎える特別朝食の概要は以下の通りです。

京のゆば粥御膳

【献立】
・取肴一式　ゆばサラダ　ゆば冷やしあん　青梅　季節の食材の天ぷら、焼き物、煮物　など
・季節の逸品
・ゆば粥
・香物　昆布山椒煮
※季節の逸品やその他の献立は時期ごとに内容がかわります。

【期間】7月15日(土)～9月30日(土)

【時間】9:15～10:15　※当日は9:10までに香雲亭へ

【料金】おひとり様3,700円(税込)　1日限定40名様

【予約】075-551-1203　京料理いそべ　※受付時間10:00～15:00

※アレルギー等がある方は予約時にお知らせください。
※別途入城料が必要です。
※現金のみのお支払いとなります。
※前日15時までの完全予約制です。
※キャンセルは3日前までにお申し出ください。

お料理は円山公園に本店を構える「京料理いそべ」さんが担当されていて、「京の味」の代表格である「ゆば」を中心に、「鱧おとし」といった京の旬の食材を使用した季節の逸品が味わえる御膳になっています。

京料理いそべさんの自社工房「清水五条坂ゆば泉」で作られる「自家製京生ゆば」によるゆば粥は、ほんのり甘くて優しい味わい。朝からほっこりします～
お椀にた～っぷりありますので、途中で昆布山椒煮とご一緒に。ゆばの風味がよりいっそう引き立ちますよ。

さっぱりといただけるゆばサラダとゆば冷やしあん もあって、色々なゆばの味わいを楽しめます。
ゆば冷やしあんは、薄いゆばを何層にも重ねてお豆腐のように仕上げられたものなのですが、もっちりと柔らかくて、噛むほどにジュワっとゆばの風味が広がる一品です。

そして、京都の初夏の旬の食材といえば鱧ですね。別名「鱧祭り」ともいわれる祇園祭の頃から7月いっぱいまで、旬の鱧を湯引きした鱧おとしを梅肉ソースとともにいただけますよ。

季節の逸品は、時期ごとに旬の食材に内容が変わるという点も嬉しいポイント！
お好みの食材・メニューをめがけて行くも良し、時期をずらして2回目は違う食材を楽しむも良し！
何回でも新鮮な楽しみがあるって良いですね。

<左上：加茂茄子田楽、右上：鮎の竜田揚げ、左下：萩豆腐と鱧の吸物、右下：丹波栗とゆばの茶わん蒸し>

その他の季節の逸品

・加茂茄子田楽　　8月1日～8月15日
・鮎の竜田揚げ　　8月16日～8月31日
・萩豆腐と鱧の吸物　　9月1日～9月15日
・丹波栗とゆばの茶わん蒸し　　9月16日～9月30日

<香雲亭から臨む初夏の清流園>

美しい庭園を眺めつつ、旬の食材から季節感まで味わえる。
まさに初夏の「京都らしさ」を楽しめる、二条城・香雲亭へぜひ足を運んでみてくださいね。