グルメ・お土産

2023.05.11

んにちは、酒場放浪大好きのミヤマグチです。

 

今日ご紹介するのは、吞兵衛さん必見!伏見区深草に5月8日にオープンした【つのか酒坊】さん。

京阪藤森駅を降り、直違橋通(本町通)を南へ、大岩街道を少し超えたところにあるこちらのお店。

歴史を感じる「津乃嘉」という看板がかかる酒屋さんです。

以前もご紹介しましたが、地元深草で長く営業を続けられている酒屋さんが、店内にお酒を飲むスペースを併設された「角打ち」スタイルの酒場です。

 

オープン初日ということで、E-TOKO深草スタッフのニシオカと私の両名でお邪魔してきましたよ~。

中に入ってみると、新たに作られたコの字カウンターに地元の方々が勢ぞろい!

なんだかおしゃれな感じで、設えが角打ちのそれをはるかに超えていますやん。

 

さすが酒屋さん!大型の冷蔵ケースが鎮座しています。

瓶ビールなどはここからお客さん自ら取っていくスタイルです。

仕込みが終わり、ラップを外せばすぐに食べられる肴たちもこちらに並んでいます。

ホタルイカの沖漬けや月見とろろが見えますね。

どれもお酒に合いそう・・・

 

おつまみの注文の前にまずは渇いた喉を潤しましょか。

ビールは瓶のみ。赤星一択です!

サッポロラガー<大ビン> 490円(税込)

 

どうです、このお値段!さすが酒屋さん直営。

633mlの大ビンが500円せずに飲めるなんて、この時代に嬉しい限りですよね~。

 

グラスもしっかり冷蔵ケースで冷えていて、最高の状態でまずはカンパイ!!!

ンクッ、ンクッ、ンクッ!プハーーーー!うまい!!

赤星の程よい苦みが美味しい~。大人の味です。

 

その他、日本酒も1合390円から楽しめる嬉しいプライス!

ビールを飲み干す前から次に何を飲むか悩んでしまう・・・

 

おっと、その前にお酒のアテを頼みましょうかね。

こちらもリーズナブルなラインアップ。

サラリーマンに優しいね!嬉しいね!

 

ビールもあるし、唐揚げお願いします~。

と、目の前で横山店長が鶏肉を唐揚げ粉にまぶし始めました。

まさかの注文してからしっかり作るスタイル!!

角打ちでここまでしちゃう!?

 

それもそのはず、津乃嘉商店さんと言えば、グループに居酒屋の時代屋さんや餃子の福吉さんを抱え、飲食店としての歴史も長いんです。

角打ちでも、アテにはこだわる。間違いなく酒が旨くなるポイントですね。

 

そして登場!ドーン!

とりの唐揚げ 290円(税込)

 

2個ちゃいますよ、この奥にもう1個いますよ。

しかもでかいし、このボリュームでこのお値段はほんとにありがたい。

そして、時代屋さんと同じルートで仕入れた鶏だけあって、ジューシーでウマイ!!

あっという間にサッポロラガーは2本目へ突入。

 

こうなったら、鶏料理はフルコースいただかなきゃね。

種鶏のタタキ 290円(税込)

 

見た瞬間に分かる鮮度の良さ。

そして、九州醤油をたっぷりつけていただきます!

甘めの九州醤油と、鶏肉の相性は抜群です。

 

さらにこちらも。

鶏のたたきユッケ風 290円(税込)

 

うずら卵と絡めていただくと、こちらももちろん美味しい!

気づけば既に瓶ビール2本目は空に。

 

カウンター越しにお客さんから「津乃嘉に来たからには、日本酒やで~!」と進言をいただきます。

ですよね!

地元のお酒をもっと知ってもらいたい、という想いを持たれて営業してこられている津乃嘉さん。

さきほどのメニューにあるように伏見だけでなく、京丹後や綾部など京都北部の蔵など京都のお酒はもちろんのこと、日本全国のこだわりの日本酒を豊富に取り揃えられています。

 

そして、このマシーンをご覧あれ。

冷酒サーバになっていて、ボタンひとつで冷えたお酒をいただくことができます。

 

てなワケで、ニシオカがポチっとなっと。

お~!出てきます出てきます。

 

ちょうどグラス一杯になるんです。

六方 390円(税込)

 

お口で迎えにいって、いただきま~す。

フルーティだけど、辛口好きなニシオカでも飲みやすいお酒とのこと。

 

そして私はこちらのにごりを注文!

にごり酒 秀よし とろとろと 練り上げにごり酒 390円(税込)

 

ほ~、濃厚な味わいでこちらも美味しい!

ひさびさにこんなに濃い~~~にごり酒をいただきました。

 

日本酒が続くと、アテの流れも変わってきますよね。

と、頼んだのはこちら。

富山県産 ほたるいか素干 240円(税込)

 

ライターも一緒に出てきて、セルフで炙っていただきます。

肴は炙った、イカでいい~♪

なんて口ずさんでしまいますよね。笑

イカはイカでもこれは富山のホタルイカ!干されることでミソの部分が濃厚な味わいになっていて、これはまさに日本酒にぴったり。

隣の席からは「俺も炙りたいわ~、ホタルイカひとつ!」と注文が。

 

コの字カウンターのいいところはやっぱり他のお客さんとの距離が近いところ。

酒好きが集まり「あの酒がうまかった」「店長、夏にはどんなアテ増やすんか?」と会話が弾みます。

 

津乃嘉商店の井上社長は以前から「街の集会所のような酒屋になる」とおっしゃっていました。

ただ飲んで帰るだけでなく、この場所でいろんな人といろんな話をして、元気になって家に帰る。そんな憩いの場にしようと、このお店を構えられました。

 

そんな“集会所”をめざして椅子のある角打ちにされたことはもちろん、昔の深草の街の写真を掲示されたり、お店の中にはお神輿も置かれたりしています。

「将来的にはお昼の時間帯は地域の高齢者の皆さんや、お酒を飲まない方にも気軽に立ち寄って貰える酒屋になりたい」ともおっしゃっていました。

 

地元の方はもちろん、初めて立ち寄るお客さんもウェルカムな雰囲気を感じることができるお店でした。

わざわざ深草まで足を運ぶ価値がありますよ、ぜひ行ってみてくださいね~!

Information
店舗・施設名 つのか酒坊
住所 京都市伏見区深草直違橋南1丁目487番地
電話番号 075-641-1339
営業時間 16:00~20:00 
日曜定休
交通 京阪藤森駅下車徒歩約5分

Writerデジスタイル京都スタッフ

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Writerデジスタイル京都スタッフ

タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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