こんにちは!
先日小学生たちと話をすると、多くの子どもたちがプログラミングに興味があることを聞いて驚いたミヤマグチです。
やっぱりプログラマーやゲーム開発者などに憧れる子って多いんですね~。
今回ご紹介するのは、そんな子どもたちにプログラミングを教えている教室「アクセスパソコンスクール」さんです。
師団街道を南へ向かい、名神高速をくぐりぬけて少し曲がった道(ついこの間まで歩道橋があったけど撤去された場所のすぐ南です)にある、優しい笑顔の女性と「パソコン教室」というこの大きな看板に見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
ここを通る度に「どんなところだろう?」と気になっていたのですが、今回初めて中に入らせていただきました。
入り口手前には「プログラミング教室も開講」というポスターもありますね。
どんな授業を展開されているのでしょう!?
中に入るとたくさんのパソコン並んでいます。
きちんと仕切りもあって感染症対策もバッチリです。
中はたくさんの部屋に分かれていました。
それぞれの部屋でさまざまなカリキュラムの授業が行われているとのことです。
それでは、じっくりお話を聞いてみましょう。
アクセスパソコンスクールを運営されているのは(株)フィルの代表・池渕さん。
ご自身も深草で育ってこられたという池渕さんが、もともとはこの場所でインテリアコーディネーター育成のスクールを営まれていたそうですが、“これからはさらにパソコン・インターネットの時代になる”と、事業をパソコン教室に転換。
パソコンに強い大学生を講師に招き、基本的な操作からWordやExcelなどのソフトはもちろん、本格的なWEB制作までのカリキュラムを揃えて教えて来られました。
スタート以来大人向けの教室として営業されてきましたが、数年前に「小学校や中学校の授業にプログラミングが入る」という話を聞かれ、“これからの世界を担う子ども向けのプログラミング教室の存在は欠かせない!”と、思い切って新事業をスタートされたそうです。
当初はなかなか生徒さんも集まらなかったそうですが、地元の小学校にPRに行ったり、参加された子ども同士の口コミの成果もあり、なんと今では100人以上が在籍しているんですって!
スタッフの皆さんがやさしく教えてくれるプログラミング教室の様子
じゃあ100人の子どもたちは皆、プログラマーになりたい!という希望があるのですか?
と伺ったところ「プログラマーにならなくてもプログラミングを理解することはとても重要なことなんです」とのお返事が。
算数を学ぶことと同じで、プログラミングに触れることで論理的思考が身に付くんですね。
そのあたり、もう少し詳しくお話を伺いましょう。
プログラミング教室ではどのようなことを教えられているのでしょうか?
教室の本棚にはいろいろなテキストがありますね。
「ビスケット」という文字が見えますが、お菓子教室??
いえいえ、もちろん違います!笑
池渕さんに聞いてみると、「ビスケット」というのははとても簡単なプログラミング言語で、年長さんから始められるそうです。
『メガネ』という仕組みを使って、シンプルなものから複雑なプログラムまでを作ることができるんですって!
女の子のパソコン画面には『メガネ』が見えていますね。
このビジュアルを見ながら、コンピューターに指示をしてプログラムしていきます。
ビスケットを使って、実際に動くアニメーションやゲーム、絵本などが作れます。
そして実際に当時小学1年生だった生徒さんが作ったプログラムがこちら!
めっちゃアニメーション!バッチリ動いてる!
自分で描いたキャラクターを動かせるなんて、ぜったいできたら嬉しいですよね。これはビックリです。
そしてこの次のステップではScratch(スクラッチ)というプログラムも用意されています。
これはScratch財団がマサチューセッツ工科大学と共同開発されたという8〜16才のユーザーを対象とする教育プログラミング言語・開発環境で、まさにこれからのプログラミングを担う子どもたちのための教室には欠かせないものだそうです。
プログラム画面はこんな感じで、ビジュアル的に“〇〇がこうなった時、●●がどうなる”といった具合に、「条件」や「筋道」を指示していくんですね。
プログラムと真剣に向き合う姿、かっこいい!
そしてさらにその次のステップでは、実際にコードで書くPython(パイソン)などのプログラミングにもチャレンジしていくそうです。
今やAIの開発などにも欠かせないプログラムですので、より実践的な学習になりそうです。
自らロジカルに考えて、コンピュータに命令をして「アニメ」や「ゲーム」といった、子どもたちが大好きなコンテンツを自ら生み出すことができるようになる!というだけでも、間違いなくモチベーション高く取り組めそうですよね。
プログラミングというと、コツコツ難しいコードを打ち込んでいくことから始まると思っていた私、大間違いでした!
「日本にはまだまだプログラマーが少ない。未来を担うような開発ができる子を育てていくことはとても重要な役割。もちろんプログラマーになることだけがゴールではないけど、ロジカルに考えられる力は将来働くうえで絶対に重要な要素。そういう思考をもった子どもたちが、新たな起業家となってくれたら嬉しいね!」と池渕さんは目を輝かせます。
う~ん!私も息子を通わせたくなりました!!
ちなみに、こちらではフリーランスでWEBクリエイターなどの仕事をめざす主婦の方も学ばれているそうです。
制作に関する技術を教えるだけでなく、「フリーランスになった後、どうやって仕事を獲得していくか」というノウハウまでを伝授されるそうで、実際に子育てをしながらフリーランスのWEBデザイナーとして働かれている方もいらっしゃるんですって!
そこまで教えてもらえるのは嬉しいですね。
子育て世帯はファミリーでお世話になれそうなスクールです。
「でもどんなところか実際に見てみたい」「自分の子どもに合っているか、試してみたい」という方のための無料体験も募集されていますので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!
店舗・施設名 | アクセスパソコンスクール |
---|---|
住所 | 京都市伏見区深草飯食町782-12 |
電話番号 | 075-643-6826 |
交通 | 京阪「藤森」駅下車徒歩約5分 |
ホームページ | https://www.naraitaiyo.com/ |
Writerデジスタイル京都スタッフ
Writerデジスタイル京都スタッフ
タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
Twitter:@digistylekyoto
Facebook:https://www.facebook.com/digistylekyoto/