毎度っ!京都の酒屋の藤松です!
今回はめちゃめちゃ美味しい韓国料理を楽しめる「韓屋 京姫(キョンヒ)」さんのご紹介です。
昨年12月にオープンされたこのお店があるのは河原町五条の南東にある菊浜学区。以前は「五条楽園」と呼ばれた古い花街があった街ですね。
今では以前の面影を残しながらも新しいお店やさまざまな宿が続々と誕生している注目のエリアです。
細い路地が多くて分かりにくいかもしれませんが、木屋町通五条を高瀬川沿いに下り、六軒橋の通りを東へ~からの~少し南へいったトコ!
大きな扉が目印の店構えです。
扉を開けて店内に入るとジャズが流れる大人の雰囲気。
一枚板のテーブルとカウンター、今流行りのネオン系の韓国料理屋さんとは一線を画した感じが我々世代には嬉しいね。
そして出迎えてくれた女将が金 京姫さん。
そう、女将の名前が店名になってる!
そのお姿だけでなく、店名にもふさわしい美しいお名前です~ ハイ!
では、今日は女将のオススメ料理をいただいていきましょう~
まずはお肉とお野菜両方楽しめるようなモノをお願いします!
ということでこちらが登場!
スユック 1,600円
このお肉は、松坂牛の牛すじ。
そしてニラはフレッシュ!生!さらにそうめんが付いたセットになっています。
これは私も初体験の韓国メニュー。
そして~、京姫さん自家製のタレ。
こちらをたっぷり使って食べるメニューなんですって
さっそくそれぞれの食材を小皿に取り分けて、タレをかけます。
このタレ、食欲を誘うめっちゃいい匂いがする~
さぁ、せっかく韓国料理なんやし、韓国のお酒でいこう!
JINRO is back 1,200円 とともに、いっただきま~す!
ウハッ!この牛すじ、想像の5倍トロットロ!
じっくりと数時間煮込んだというだけあります。下処理が命よね~。
この自家製ダレとの相性が抜群すぎ。
生のニラってあんまり食べないけど、シャキシャキしてて、そうめんと絡めるとこれまた美味しい。
そして、もちろんJINROに合う~~~~!
それにしてもこの自家製ダレを使って食べる、ほかのメニューもいっときたいな。
とお願いして出てきたのはこちら!
海鮮チヂミ 1,100円
韓国料理と言えばこれは欠かせないよね。
それにしてもイカやエビなど海の幸がたっぷりで、見た目もキレイ!
このチヂミに、自家製ダレをたっぷりかけて~いただきます!!
やかんマッコリ 1,500円 とともに!
チヂミはパリっとした食感が最高!
海鮮はもちろん、野菜もふんだんに使われているのが嬉しいね。
もちろんタレともベストマッチングでJINRO&マッコリが止まらないいいい!
それにしてもこのタレのレシピはどうやって生まれたの??と女将に聞いてみると、「オモニ(お母さん)がずっと飲食店をしていて、長年お店で使っていた秘伝のタレなんです」って。
なるほどね!オモニの味!
実は厨房でこのチヂミを焼かれていたのもオモニ!今は一緒にこのお店を切り盛りされているんですって。
女将の京姫さんはソウル生まれのソウル育ち。
大学生の時に日本で語学を学び、就職の際に「せっかく覚えた日本語を使える仕事を」ということで、韓国の貿易会社に勤められたそうですが、ずっとお料理が好きだったこともあり「いつか自分で飲食店をやってみたい」という夢を叶えるために京都に来て起業されたパワフルな方です。
ようこそ京都へおこしやす!
長年作ってこられたオモニの味を、女将がアレンジして生み出されたのがこのお店のメニューたち。
どれも美味しいわけです。
さぁ、JINROも追加したし、メインいきましょか!
この季節には絶対欠かせないお鍋料理登場!
タッカンマリ(2人前) 4,500円
タッカンマリとは韓国語で「鶏まるごと一匹」という意味。
その名の通り、若鶏をぜ~んぶ使った水炊きです。
写真ではねぎがたくさん見えますが、この下に鶏のぶつ切りがたくさん!
せっかくなので、タッカンマリの美味しい食べ方を女将にレクチャーしてもらったよ~。
先ほどの自家製ダレとは別の調味料が登場!もちろんこちらも自家製です。
まずはこいつと、細かく刻んだニラを入れて~
そこに、じっくり煮込まれた鶏スープを少し入れて少しなじませて~
それを鶏にディップしてから食らうべし!!
お~~~、まさに旨辛!!でも辛すぎない絶妙な調味料!
じっくり煮込まれて柔らかくなった鶏肉の旨みを引き出してくれる名脇役やね。
トッポギ(韓国風の長いお餅)やじゃがいもも入っているので、いろいろな食材と調味料との相性を楽しめます。
さらに、味チェンジ!第2弾の食し方を教えてもらいました。
自家製調味料を入れたお椀にさっきよりスープをたくさん入れて、そこに鶏肉やネギ、
そしてまたまた自家製の~~~
キムチ!!
しかもこれ、「タッカンマリ専用キムチ」。
酸味を高めたキムチで、スープとの相性が良いように作ってあるんですって。手間暇スゲェ。
キムチを入れて、スープをまぜまぜして~
お~~、これは確かに味チェンだ。
鶏で取った旨みたっぷりスープに、調味料の辛み、そしてキムチの酸味がまさに三位一体になって、激うまスープのできあがりっ!
身体もぽっかぽかで、なんぼでもいける、お酒もススム!!
じっくりと料理とお酒を楽しむことができる時間が過ごせました。
いや~、京姫さん、本当に素敵なお店でした。
次はキンパやチゲも食べてみたいし、また行きま~す!!
店舗・施設名 | 韓屋 京姫(キョンヒ) |
---|---|
住所 | 京都市下京区波止土濃町363 |
電話番号 | 050-5485-9820 |
営業時間 | 17:00~23:00(L.O.22:00) 火曜定休 |
交通 | 京阪本線 清水五条駅 徒歩4分 地下鉄烏丸線 五条駅 徒歩10分 JR線 京都駅 徒歩16分 |
ホームページ | https://www.instagram.com/kanya_kyonhi/ |
Writer藤松幸一
Writer藤松幸一
南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。
Twitter:@LIQUR_fujimatsu
Facebook:https://www.facebook.com/ZhuShiHuiShefujimatsu/