今年の4月から、いよいよ京都競馬場が復活するとのことでワクワクしているミヤマグチです。
私と同じく馬を愛する人、そして最近では”刀剣”を愛する人にとっての「深草の聖地」と言えば、そうです、藤森神社ですよね。
墨染駅から徒歩で約7分。
鳥たちの声が聞こえる境内はとても神聖な空気が漂います。
中御門天皇より賜ったという重要文化財のご本殿。
多くの武神をお祀りしていることから、勝運・馬の神として信仰されていて、ジョッキーや馬主など多くの競馬関係者が参拝されることでも有名です。
最近では人気コンテンツ『刀剣乱舞』に登場する「鶴丸国永」ゆかりの神社として、刀剣ファンからの信仰も集め、たくさんの方が参詣に訪れられています。
そんな藤森神社で「花」と言えば、多くの人が思い出されるのは・・・
「あじさい」という方が多いのではないでしょうか?
梅雨の時期に色とりどりの花を咲かせるあじさいは有名で、「紫陽花まつり」には多くの方が参拝に来られます。
しかし!
藤森神社の名前にもある「藤森」エリアは、読んで字のごとく「藤がたくさん生い茂っていた」ことが由来と言われていて、遠い昔は「藤」で有名な場所だったそうです。
この地で詠まれた古い和歌にも藤がテーマのものが多いとか。
神社の紋も「藤の花」がモチーフになっていますね。
しかし、宅地開発などが進むにつれて藤は減少し、藤森神社に残る藤棚は1か所だけになっています。
藤の季節にはこんなきれいな藤の花が咲き、いい香りを漂わせてくれます。
でも・・・「藤森」という地名なのに、この藤棚だけじゃ寂しい・・・そんな声も上がっていたとのことで、この度藤森神社と地元の有志によって「藤森神社に藤棚をつくる会」を発足させ、藤森神社にたくさんの藤を復活させよう!というプロジェクトが立ち上がりました。
なんと、境内の紫陽花苑の中に40メートルの藤棚を作られる計画なんですって!素敵!
現在の紫陽花苑は経路内に木の根っこや岩が露出し、車いすや足の不自由な方が入れない状況になってしまっていますが、これを機にバリアフリー化工事も行い、どのような方でも憩いを感じていただけるような場所を目指されているんです。
しかし、これだけの造園工事をするには、まちがいなく莫大な費用も掛かりますよね。
その額、なんと約5,000万円!!
関係者や氏子さんからの寄付だけでまかなうのはなかなか難しい・・・ということで今回クラウドファンディングの活用を決定されました!
■京都伏見・藤森神社~京都の古社で藤爛漫の地復活を~
https://readyfor.jp/projects/fujinomori
当初の募集金額は
第一目標金額:300万円
第二目標金額:500万円
最終目標金額:1,000万円
という設定をされていましたが、藤森神社への愛が溢れる支援が集まり、先日1,000万円の支援を達成されました!
すごいですね!
しかし、5,000万円まではまだまだ足りませんので、次の目標を2,000万円に設定し、募集を継続されています。
支援者に向けたリターンも豊富に用意されていますよ!
記念の御朱印などのグッズに関してはこんな感じ。
さらに、刀剣ファンに向けてもこんなリターンが!
ファンにとってはたまらないご褒美ですね。
リターンはもちろん嬉しいですが、純粋にこのプロジェクトに参加して、藤棚のある藤森神社を見てみたいですよね。
募集は4月末まで受け付けられていますので、ぜひこの機会に「藤の森」の復活を支援してみてはいかがでしょうか!?
店舗・施設名 | 藤森神社 |
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住所 | 京都市伏見区深草鳥居崎町609 |
交通 | 京阪墨染駅から徒歩約7分 |
駐車場 | あり 有料 |
ホームページ | https://readyfor.jp/projects/fujinomori |
Writerデジスタイル京都スタッフ
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タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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