毎度っ!京都の酒屋、藤松です。
今回ご紹介したいのは「先斗町や木屋町あたりで、美味しいお店を教えて」という方にぜひオススメしたい串焼き ショパンさんです。
三条木屋町からひと筋南へ。龍馬通りを先斗町に向かったところに、8月22日にオープンしました。
中に入るとカウンターがお出迎え!
奥にはテーブルもありますよ。
カウンターに、食材冷蔵ケースがあるお店、いいよね~。
新鮮な食材を眺め、お店の方としゃべりながら調理工程まで楽しめちゃう。
見てください、この丁寧な仕込み。
これがショパン名物「豚バラ串」!
ぶつ切りの大きなカタマリを串にさしているのではなく、薄切りの肉が折りたたまれてから刺されてるんやねえ。
そしてこの豚で野菜をまいた「野菜巻き」も。
この日は壬生菜なんかの京都らしい野菜巻きもあって、旬を感じられるメニューが楽しめます。
野菜は季節に応じて仕入れられるみたいなので、それも楽しみやね!
さぁ、焼き場の前に陣取ったで~!
高木店長、美味しい串焼き&お酒をよろしく頼みます!
目の前で焼いてもらいましょか!!
ジューー、ジューーーーと焼けていく豚バラ串。
丁寧に仕込まれた串からは脂が落ちて、いい香りが漂ってきます。
ちなみに高木店長は熊本出身で福岡でも腕を振るわれていた料理人。
お店のオーナーも鹿児島出身で、九州のテイストが楽しめるのもこのお店の特長です。
オープンに向けて、福岡のやきとりの名店(福岡では豚串も“やきとり”と呼ぶそうです)「ゆるり」さんの協力を得られてメニュー開発をされたんやって。
なので、お通しは福岡っぽく「キャベツ&酢タレ」。
串が焼かれている間にキャベツをつまみに、一杯目いっとこか!
アサヒ マルエフ生ビール(680円)
「おつかれ生です」ってめちゃくちゃ可愛いCMで有名なヤツやね!
それでは、おつかれ生~!
う~~ん、やっぱり旨い!マルエフ!
お通しの酢ダレ&塩こぶのキャベツも美味しくて、グラス一杯あっという間。
さぁ、豚も焼けたみたいやし、いただきましょか~(マルエフおかわり 笑)
豚串は薬味を選んで楽しむスタイルで、せっかくなので3つの味を楽しんでみましょか。
一番左のマスタードから、いただきまっす!
ひと口食べると、もう口の中は豚の旨みに包まれます。
ジューシー、ほんまにジュシー!
でも決してコッテコテの脂ではないのがいいね。
ピリリと辛いマスタードとの相性もいいし、これはマルエフが進むやつ!!
真ん中は梅しそ。
この組み合わせは日本人なら絶対好きよね。よりさっぱり感を楽しめる一本!
ショーケースを見てるだけでは気づかなかったけど、豚と豚の間には、玉ねぎが挟まってるんやね。
これもまた福岡スタイル。
シャキっとした食感も楽しくて、ネギとはまた違った美味しさが味わえます。
一番右、これはわさび!
しかもわさびは本わさびを目の前ですり下ろしたものをトッピング。
豚の脂と絡み合って、辛さというより、甘さを感じるような薬味でした。
ちなみにこの豚は京のもち豚を使われているんです。福岡スタイルやけど、素材は京都。そういうこだわりもいいね~。
さぁ、マルエフのグラスも空いたので、ショパン自慢のワインもいただこうかな。
どんなんあります?って聞いたらなんとケンゾーエステイトのワイン「あさつゆ」があるやん!
これは飲まなくてはいかんね!ってことで、おつまみ2品とともに。
ワインの品ぞろえはかなりこだわられているのでお好みを伝えてセレクトしてもらうのもいいかも。
ワインだけじゃなくて、焼酎や日本酒も、祇園で飲んだらびっくりするような値段のブランドが、1,000円以内で飲めちゃうラインナップです。
ぜひウチにももっと注文してくださいね!店長!!笑
そしてこのワインに合わせるおつまみは。
酢モツ昆布(580円)
これもまた九州っぽい肴。
さっきのキャベツにかかっていた酢ダレとはまたちょっと違う味付けなのもニクいね。
シャキシャキのオニオンスライスとモツの歯ごたえが楽しい一品でワインも進みます。
そしてこちらが衝撃のウマウマ肴
蟹みそマカロニ(580円)
その名の通り、マカロニサラダのベースが蟹みそになってる。
ありそうでなかったこの組み合わせ、めっちゃめちゃうまい!!
あえて濃厚ではなく、少しあっさり目に味付けされたという蟹みそがいいんやね。ハマるわ、これ。
「ところで、どの器もなんかおしゃれやね~」と聞くと、なんと食器はすべて有田焼の特注なんですと!
九州産へのこだわりがこういうところにもあるとは、脱帽ですわ、店長。
そんな話をしながらふと厨房を見てみると、串焼き屋さんではあまり見かけないサイズの寸胴鍋が!
なんと〆の麺として、特製担々麺があるとのこと!
しかも寸胴で鶏ガラスープをとって、福岡の製麺所でオリジナルの麺まで作っているというから、もうガチ。大ガチラーメン。
それを聞いたら頼まないわけにはいかんよね。
てなわけでこちら!
特製担々麺(1,000円)
ラー油のいい香りがするわ。
見た目も美しいね。そして器はやっぱり有田焼!
スープをひと口。
おおお、見た目はこってりだけど、意外とあっさり。これは〆にぴったりのヤツや。
そしてトッピングにミョウガやかいわれが使われているのもいいね。とても爽やかな味わいになってる。
この自家製麺、スープを絡めながらも、ぷりっとした食感でこれまた美味。
お腹いっぱいのはずが、ペロリと平らげられてしまう美味しさよ。
ぜったい、この担々麺のファンになって、〆だけ食べに来ちゃう人もいるんちゃう?笑
いや~、絶品の肴から串、そして担々麺まで、酒飲みが愛するフルコースがここに集結!って感じやね。
またまた京都にいい店、発見です!
店舗・施設名 | 串焼き ショパン |
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住所 | 中京区石屋町木屋町通三条下る126オリエンタル会館1階 |
電話番号 | 075-221-1194 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
交通 | 三条駅、三条京阪駅より徒歩3分 |
ホームページ | https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26037948/ |
Writer藤松幸一
Writer藤松幸一
南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。
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