こんにちは!
深草もっとひろげ隊のいけです。
今回は、深草暮らしの交流サロン「ふかふか家」さんに取材に伺いました!
ふかふか家が誕生したのは平成24年11月。
当時、深草商店街はシャッターを閉めているお店が多かったそうです。
そんな中、深草で暮らす方々、特に障がいを抱える方や高齢者、子育て中の方に居場所を提供できないか…と、深草商店街や深草支所、地域の団体が一体となって「ふかふか家」をオープンすることになりました。
ふかふか家の1階はカフェになっており、社会福祉法人「ふれあい工房」が運営されています。店内はソファ席とテーブル席に分かれています。
ソファ席の奥にはちぎり絵の作品がたくさん飾られています。
月に2回、高齢者を対象にちぎり絵教室が開催されており、教室に参加した方の作品だそうです。
テーブル席の横には地域情報掲示板があり、困りごとの相談先や深草商店街の紹介のチラシが貼られています。
店内にはキッズスペースもあり、子どもが遊べるようにおもちゃが置かれています。
おむつ替えコーナーやベビーカー置き場も自由に利用できるので、小さなお子さんと一緒に来ても安心ですね♪
2階は、子育て中の方々の交流コミュニティや障がいを抱えている方の作業場など、曜日ごとに日替わりで活用されています。
ふかふか家さんで一番人気のメニューは日替わり定食!
日替わり定食(税込 600円)
1カ月間、同じメニューがほとんどないので、毎日通っても飽きません♪
前年の人気メニューをもとに、ふかくさ春夏秋冬健康レシピで紹介されたメニューや、季節ごとの旬の食材を取り入れたりしているそうです。
私も社会人になって一人暮らしを始めて偏った食生活を送っているので、お出汁や野菜を味わうことができるのは非常にありがたいです!
また、カフェとしては珍しいぞうすいなどのメニューもあります。
これは、ふかふか家の開店当初、職員さんが学生時代に働いていた喫茶店で提供されていたメニューを再現したものだそうです。
昆布と椎茸でとった出汁に野菜がたっぷり入っていて、夏バテ気味で食欲がないときにもぴったりです!
また、塩分を調節してもらうこともできるので、高齢者の方からお子さんまで食べることができます。
その他にも、自家製の梅ジュースやジンジャーエールなどの飲み物も人気です。
ジンジャーエール(税込 350円)
梅ジュース用のシロップは、1年前から漬け込んでいて数に限りがあり、毎年すぐに完売してしまうそうです。お店で見かけたらぜひ注文したいですね♪
さらに、深草商店街の老舗お茶屋「松鶴園茶舗」とコラボした抹茶アイスを提供していたり、パン屋「coco・kirari」で購入した商品を自由に持ち込んで食べることができたりと、商店街の他の店舗との繋がりも大切にされています。
また,ふかふか家のカフェは、障がいを抱える方の働く居場所でもあります。
主に精神の障がいを抱える方が、カフェの中でも販売されている箸袋の製作や、調理・提供を行っています。
お客さんの「美味しい」という声で、障がいのある方が自信を持って働くことができるようになって欲しい…という想いで、調理や提供の工程を分かりやすくしたり、お互いに声を掛け合ったりと工夫しながら協働しているそうです。
いろんな人にとっての居場所となってほしい、という気持ちがお店のシャッターに描かれた絵にも表れています!
昨今のコロナ禍で周囲の人との交流の機会が減り、暮らしの居場所や楽しみを見つけられないという方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、ふかふか家でランチやお茶を楽しみながら、深草での暮らしを楽しんでみてください♪
店舗・施設名 | 深草暮らしの交流サロン ふかふか家 |
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住所 | 京都市伏見区深草直偉橋2-435-3 |
電話番号 | 075-634-9655 |
営業時間 | 10:30~16:00 定休日:土・日・祝日 第2水曜日 |
交通 | 京阪本線藤森駅下車 徒歩5分 |
ホームページ | http://fukafukaya.com/ |
Writer深草もっとひろげ隊
Writer深草もっとひろげ隊
深草地域ではたらく職員みんなでとっておきの情報をお届けします。
深草のいいところをもっと知りたい!皆さんに伝えたい!というアツい気持ちを持っています♪