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ライターのCozueです。
10月に入ったといえど、まだ夏の名残の暑さに汗ばむ日もありますね。
そんなちょっと暑い日には、無性に”餃子”が食べたくなってきませんか。
熱々の焼き餃子を小皿に入った酸味の効いたタレに絡ませ、ハフハフしながら味わう。
キンキンに冷えたビールを一気に流し込み、熱々餃子と冷え冷えビールの最強コンビに思わずスタンディングオベーションです!
今回は、京都府南部に位置する宇治市で店舗を構える「京都餃子 ミヤコパンダ」さんをご紹介します。
宇治市は、全国的にも茶処(宇治茶)として有名な場所。
寺社仏閣など歴史的な観光スポットも数多く、自然豊かな景観もまた宇治市の魅力の1つでもあります。
池田さんは以前、宇治市でパン屋さんを営んでおり餃子専門店に転向したという
近鉄京都線 小倉駅から東へ徒歩10分。
住宅街のなかに、店のイメージカラーといわれる赤い屋根・やわらかみのあるペールオレンジの外観が目をひくテイクアウト餃子専門店。
お話をうかがったのは、ミュージシャン藤井フミヤさんの長年のファンと公言する店主の池田 景(けい)さんです。
7年ほど前、池田さんは関東に在住。当時、関東には地元関西では馴染みのある大型チェーンの餃子店がなく手軽に餃子を食べられなかったとはなされます。
関東にソウルフードがない・食べることが出来ないことに対してショックを受けた池田さん。
スーパーで購入した餃子は関西に比べると割高だったため、それならば”自分で餃子専門店をやるしかない”と決心。
前職のパン屋さんの経験から、生地で餡を包む工程などは餃子と通じるものがあると感じといわれます。また自分で作った餃子を周りの人たちに食べてもらうと、おいしいと好評だったというのも池田さんの背中を押したひとつなのかもしれません。
昭和レトロな店内は、ノスタルジックな雰囲気がただよい池田さんの癒し空間となっている
2017年4月に、ミヤコパンダを創業。
お子さんなどに、動物の名前を入れることで覚えてもらいやすいようにと考えられた店名「ミヤコパンダ」。
懐かしさ溢れる昭和レトロな感じが好きな池田さんは、店名を平仮名ではなくあえてレトロ風なカタカナにこだわったといわれます。ほんとうは、横書き文字で右から左(ダンパコヤミ)という風にしたかったそうですが読み方など、ややこしくなるので断念。
池田さんは、店名のなかに「パンダ」と入れるくらい大のパンダ好き♪
和歌山のアドベンチャーワールドで、間近にみたパンダのあまりのキュートさに胸を射抜かれてしまったとか。店内のあらゆる所には、120匹以上のさまざまなパンダちゃんたちが占領しておりパンダワールドがフルスロットルしています。
餃子は包んですぐに冷凍されているので、新鮮で美味しい状態のままいただける
ミヤコパンダさんの餃子は、主に働くおかあさんや忙しい女性むけに開発されました。
日々、家事・子育て・仕事・介護と毎日目の回る忙しさから少しでも解き放たれて欲しい。忙しい・疲れたからといって毎日、スーパーのお惣菜や外食ばかりに頼るわけにもいかない現実。
忙しさから、ついお惣菜や外食ですませることに対して罪悪感を感じてしまったり、添加物の心配をしたりと頭を悩ませる。
それならば安心して食卓に出せるものをと考えたのが、完全無添加の餃子でした。
池田さん自身も働くお母さんのひとりでもあり、忙しい女性の”お母さん代わり”となって餃子を家庭に提供できれば安心して食卓に出せるのではないか。
プロの作る餃子ではなく「家庭で作るお母さんの手作り餃子」というのがミヤコパンダさんの強みでもあります。
店主の池田さんは、パンダは黒目の方が個人的には好きなんだそう
ミヤコパンダさんの餃子は、全10種類+季節の餃子(時期によってはある時とない時もあり)。
餃子餡はチーズ(アメリカ産)以外、厳選された国産素材(豚肉、キャベツ、玉ねぎ、しょうが、ニンニク、ニラ、大黒本しめじ、茄子など)にこだわました。
池田さんにミヤコパンダさんオススメの餃子をお聞きすると、「レモン餃子」と「青しそ餃子」は1、2位を争うくらい女性人気とのこと。
3位だったチーズ餃子は、プレーン餃子に人気を押され気味だという。
“餃子作りは、特別なことを施しているわけではなく、1つ1つ心を込めて丁寧に餃子を作る ただそれだけです” と池田さん。
女性客が8割を占めるというミヤコパンダさんの餃子は、忙しい女性の手助けになりたいという池田さんの”母心”と”気遣い”がお客様の心を掴んでいるのかもしれません。
ミヤコパンダさんでは従来、餃子を購入の際に京都で有名な千鳥酢を付属(無料提供)しお渡ししています。
添付パンフレットには、たれがなく”酢だけ”を付属していることを記載。
お客様のなかには、パンフレットに目を通されずに「酢のほかにたれが付属されていない!」と誤解されてしまうケースもあったとか。
またミヤコパンダさんの餃子に”酢”を付属しているには、池田さんなりの考えもあったといわれます。
酢を付属することで、ご家庭の醤油を足せば「餃子のたれ」になり、もし酢が余ればご家庭の調味料としてお使いいただけるのではないかと。
ですがお客様に誤解させてしまうというシステムを考えた末、「餃子のたれ」を作れば万人が納得してくれる形になるのではないかと思ったそうです。
フタはイメージカラーである”赤”も考えましたが、小山氏の配色の助言もあって”金”のフタに決定
ミヤコパンダ 「 パンダ餃子のたれ 150ml」 (440円税込)
※2021年10月15日(金曜日)からオンラインショップにてご予約販売開始 !
パンダ餃子のたれには、地元京都にこだわったという二大老舗店の酢と醤油を使用しています。
京都市東山区で京都を代表とする食酢専門店として有名な村山造酢株式会社さん。
京都市伏見区で創業137年の歴史がある小山醸造(株)さんの醤油をブレンドしたパンダ餃子のたれ。
無添加で作っているミヤコパンダさんの餃子餡に合う醤油探しにもこだわりが!
地元・宇治市での醤油店探しをしていましたが、なかなか池田さんの条件とは見合わず。
そんななか、京都府商工労働観光部が運営する「京都ものづくり振興課」に相談したところ”伏見美人”のイベントに出店していた小山醸造株式会社(伏見区)の小山氏を紹介してもらったそうです。
イベントで見た小山醸造の醤油のボトルサイズと、池田さんが想像していたサイズがまさにピッタリ。後日、池田さんは小山醸造株式会社に訪れ醤油を試飲し、パンダ餃子のたれにマッチする”2段熟成さいしこみみしょうゆ”にであい小山氏に製造をお願いしたという。
一世風靡したバンドの元メンバーのサインは、池田さんの心の励み
優しい香りとまろやかな酸味の酢、高品質で素材の味を活かすという醤油をブレンドし完成した“パンダ餃子のたれ”は、「どうしても餃子は、たれで食べたい!」というお客様むけにたどり着いたこだわりの専用たれです。
ミヤコパンダさんのシンボルマークであり、愛くるしい姿の「まめふく」ちゃん。
パンダをこよなく愛する池田さんが産み出した、黒目パンダのキャラクターです。
まめふくちゃんは豆大福がモチーフとなっており、小さな豆大福が餃子から顔を出しているイメージで作られたそう。
池田さんの下絵を描いたものに、同じくパンダ好きな友人(デザイナー)がデータ化し、まめふくちゃんに命を吹き込みました。
店舗の顔ハメ看板やクリアファイルなどのオリジナルグッズや、「パンダ餃子のたれ」のパッケージデザイン・ラベルカラーも友人の協力を得て満足のいく仕上がりになったといわれます。
また完成したパンダ餃子のたれのラベルは、なんと店主の池田さん自ら1枚1枚丁寧に手作業で貼っています。
定休日でも、時間を気にせずに餃子の自販機でミヤコパンダさんの餃子が買えるのは嬉しい
池田さんは、パートやアルバイトの採用の際に必ずその人たちの「夢」を必ず聞くといわれます。
ミヤコパンダさんでは、採用された人たちの「夢」と仕事を併用できるようにとサポート。
子育てが一段落した世代〜子育て中の世代の女性たちが安心し活躍できる職場を目指し、一丸となって業務に勤しんでおられます。
またミヤコパンダさんの餃子をとおして「地域の人々の生活の彩り」になるのが目標だと語られる池田さん。
すじ餃子は当初、豚すじを入れて作っていたが現在は牛すじも一緒に入れているという
そんな池田さんの夢とは?
・日本全国に自ら餃子を売り行き、お客様に焼いた餃子をお渡ししたい
・”海”への憧れがあり、将来はゆったりと海沿い暮らしがしたい
・癒しでもあり、元気の源である大好きな藤井フミヤさんに、ミヤコパンダの餃子を食べてほしいor餃子のレシピも一緒に考えてほしい
と、わたしと同年代でありながら夢がひとつではないところが羨ましい限り。
「夢を口にし続けていたら、知らないうちに応援してくれる人が増えてくる」と夢や目標に向かって前進している人は輝いていて美しいとさえ感じました。
近々、ミヤコパンダさんではJR小倉(おぐら)駅構内にて新たな展開もあるとの情報が!!
通勤通学、駅を利用される方々へ時間帯に応じて、喜ばれる独自のサービス提供をしていこうと現在進行中です!
我が家の「パンダ餃子のたれ」のいただき方をご紹介!
コンビニのレジカウンターに置いてあるふかふかした肉まんを見つけてしまうと、秋だなと感じてしまう今日この頃。
今回は、おうちで簡単にできる「宇治抹茶の肉まん」レシピを作ってみました!
【材料】4個分
(生地)
◎ ホットケーキミックス・・・・・150g
◎ 宇治抹茶(粉末) ・・・・・お好みの量で
◎ 水 ・・・・・50cc
◎ サラダ油 ・・・・・小さじ1
(餡)
☆ 豚ひき肉または合い挽き肉 ・・・・・100g
☆ 春雨 ・・・・・お好みの量で
☆ 玉ねぎのみじん切り ・・・・・ 1/2
☆ 長ネギのみじん切り ・・・・・お好みの量で
☆ 生姜のすりおろしまたはチューブ・・・・・ 小さじ2(我が家は少し多めに入れました)
☆ 醤油 ・・・・・小さじ2
☆ 塩コショウ ・・・・・ 少々
☆ 鶏がらスープ ・・・・・少々
☆ 片栗粉 ・・・・・小さじ2
☆ 酒 ・・・・・小さじ2
☆ ごま油 ・・・・・小さじ2
【作り方】
1.手があまり汚れないためにポリ袋を使用。ポリ袋の中に☆(餡)を入れてよく揉み込んで、ひとかたまりにする
2.ボウルに◎生地の材料を入れて、粉気がなくなるまできれいに混ぜる
3.台に打ち粉を軽くふり、生地をボウルから取り出して表面が滑らかになるまでこねる
4.めん棒で生地をお好みの大きさ(円形)に伸ばして、真ん中に餡を入れて口を閉じる
5.蒸し器の水が沸騰したら、クッキングペーパー(肉まんサイズにカット)の上に宇治抹茶肉まんをのせ中火で約15分ほど蒸します(蒸し器のフタを布巾で包み結ぶ)
6.熱々の肉まんを割って、餡にパンダ餃子のたれを少し落としていただきます!
素材をいかす絶妙な酸味のパンダ餃子のたれ、熱々な肉まんの餡との相性は抜群。
余裕で、もう1つペロリと肉まんが食べれちゃうほど!
私の地元・福岡では、肉まんを”酢醤油”や”からし”でいただくので、この食べ方はいくつになっても外せません。
店舗・施設名 | 京都餃子 ミヤコパンダ |
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住所 | 京都府宇治市宇治半白19-11 |
電話番号 | 0774-51-4088 |
営業時間 | 11:00〜18:00 定休日 : 日曜日・月曜日(祝日はイベント出店などでお休みの場合もあり) |
交通 | 近鉄京都線 小倉(おぐら)駅 徒歩10分 JR奈良線 JR小倉おぐら)駅 徒歩13分 |
駐車場 | 専用無料駐車場4台 |
ホームページ | http://miyakopanda.com/ |
WriterCozue
WriterCozue
福岡出身、京都在住。 中学生の頃、修学旅行で訪れた京都に「運命」を感じる。夢にみた京都暮らしが現実になり、専業主婦からライターの名をもつ兼業主婦に。 旅先の地元スーパーや道の駅などで、面白い、珍しいご当地の調味料探しにハマっている。書店巡りも大好きで最高の癒しスポット。 少しずつ身についてきた京都弁、たまに飛び出す福岡弁の方言MIXも気に入っている。