こんにちは。デジスタイル京都スタッフのイタクラです。
テレワークも、さすがに疲れてきましたねぇ。
たまに会社でみんなが揃うと、お昼休みなど会話が終わらない!時間が足りない!明らかに雑談不足だなぁと。
「でも、飲みにも行けないもんね…」とショボンとなっていたのですが、
「少人数で、近場の一棟貸しの町家にお泊りなら、気軽に行けて他のお客さんとも非接触だしアリかも!」と盛り上がり、女子スタッフ3人で予約することに。
何かと忙しい3人なので、「会社帰りにそのまま行けるところ」を条件に、会社のある伏見近辺で探したところ、伏見区深草の「紡 伏見稲荷別邸」がヒット。
京阪「伏見稲荷」駅から徒歩5分、伏見稲荷大社にも程近い魅力的なロケーションです!
3人のうち、わたしとまいまいは京都出身・京都住まいなので、“地元にあえて泊まるのも新鮮かも”という感覚。
もう一人のミリは、大阪在住でマンション暮らしということもあり、「“京都・町家・宿泊”ってキーワードだけでテンションあがる!」と、それぞれの期待感で当日を迎えました。
外観はこんな感じ。15:00からチェックイン可能です(最終チェックインは24:00・チェックアウトは10:00)。
今回は直接現地に行ったので、「紡 Machiya Inn」のスタッフさんに立ち会っていただき、チェックイン手続きをしました。到着の30分前までに連絡をしておけばOKとのことなので、便利ですよね。
入口はオートロックで、チェックイン時に暗証番号を聞きます。宿泊人数が多いほど、「鍵、誰が持つ?あれどこ行った?」となりがちですが、その心配もいりません!
「紡 Machiya Inn」は、京都市内約60カ所に、一棟貸しの町家や町家ホテルを展開されているのですが、チェックインは京都駅前にある「レセプション 紡 京都駅前」でも可能。荷物も預かってもらえます。旅行で来た場合には、助かります!
また、滞在中の問い合わせにも多言語で対応されていますよ。
こちら玄関を入ったところ。広いですね!定員が2~9名なのですが、スーツケースを持って来ても到着・出発時にスムーズですね。
こちらは玄関横の表の間。
祖母の家が町家だったのですが、こんなふうに道に面して部屋があって、お客さんの応対をしてたなぁと懐かしくなりました。昔と違って、弁柄格子の内側はしっかりサッシになっていて安心快適です。
隣には、キッチン・ダイニングがあります。調理器具や食器もあるので、料理もできますよ。
その奥にはお庭の見える和室が。大きめの座卓があるので、こちらで食べるのもよさそう。
私たちは、会社帰りということもあり、系列の「紡 Dining」さんでデリバリーサービスをお願いしてチェックイン時に受け取りました。事前予約で時間指定もできますよ。
中身をチェックしてみると、まず、美しい器と盛り付けに感激。気分が上がります!うーん、これはお酒が進みそう♪
■「紡弁当」4200円(税込)
今回は私だけ先に着いたので、近くに買い物へ。京阪「伏見稲荷」駅の方へ散歩がてら行ってみました。
伏見稲荷大社の門前町なので、たくさんお店が並んでいます。お酒屋さんの「大栄商店」さんや、いなり煎餅の「総本家宝玉堂さん」、関西寿司「万吉」さんに寄ってみました。お店の方とおしゃべりもして、なんかプチ観光旅行気分でうれしいなぁ♪
いなり煎餅と、バッテラとおいなりさん、京都の酒蔵 松井酒造さんの「神蔵」をゲット!
ケータリングは2人分を頼んでいたので、「おかずになるものを買い足したいけどどこかおすすめは?」と聞いて教えてもらったのが、「チャイニーズきんちゃん」のから揚げと餃子のテイクアウト。
ん、ちょっと待って。我らデジスタイル京都スタッフの仲間、中華大好き営業マン・古田さんが【E-TOKO深草】深草いいトコ体感プロジェクトのこちらの記事で紹介しているお店ではないですか!これは期待大です!
さっそく後から来る2人に連絡して、買ってきてもらうことにしました!
到着したミリは「キッチンがあると、子どもが小さい場合、離乳食の準備もできるし、お店と比べて食事も気兼ねせずにできるからいいよね」と興味津々。
3人そろったところで、お庭に面した縁側で乾杯~♪
「お庭があるって落ち着きますね」とまいまい。
「いいよね~、誰かの家に遊びに来たみたい」とミリ。
そうこうしていると、他のスタッフが差し入れのビールやチューハイを持ってのぞきに来てくれました。
ホテルや旅館だと1室のみの場合が多いけれど、2階にも大きなベッドルームと和室があり、広々して開放感抜群。誰かが到着する度に、全部の部屋を案内して探検してしまいます(笑)。
「ほら、ここ開けると洗濯機があるんよー」なんて。想像以上に、この“私の家”感覚が楽しい!子どもが一緒だと喜びそうだなぁ。
さてさて、晩ごはんを並び終えて、静かめに宴を開催。
「紡 Dining」さんのお弁当、一人で満喫するのも魅力的ですが、シェアするにもちょうどいい感じなんです。
「王道の京料理じゃないところが、逆にいいよね」とまいまい。
確かに、メニューは時季により変わりますが、「京都肉の赤ワイン煮込み」「鱧のグリル焼き」「ぐじのマリネ」など京都らしい食材が、和洋の枠にとらわれないアレンジの効いた調理方法で仕上げられています。
トリュフの卵焼き!
金目鯛のポワレ。
ワインに合うなぁと、デリバリーメニューを見ていると、ワインリストも充実していました!
「ご飯を作らなくてもいいって最高!」(ミリ)
「この後、家に帰らなくていいって最高!」(まいまい)
「しょーもない話がえんえんできるってうれしい」(わたし)
いつもと違うお料理、いつもと違う空間で話に花が咲き、存分にリフレッシュ&リラックスできました。
食後もおやつを食べながら、とりとめのない話は尽きず…。気づけば真夜中。
お風呂を沸かして順に入ることに。
お風呂は雰囲気のある木の壁・天井に、清潔感のあるユニットバスとの組み合わせで快適。
お庭が見えるのも気持ちいいんです。
個人的に、シャンプーなどのアメニティが、大好きな柑橘系のアロマで癒されました~。
まいまいはお気に入りの入浴剤を持参して満喫、ミリは2階のシャワーブースでサッと済ませて、私はお風呂で普段はなかなかできないシートパックでお手入れ…とそれぞれにバスタイムを楽しみましたよ♪
寝室はこちらのベッドルームと、別の和室にお布団をひと組準備していただきました。
一人で寝るにはもったいないぐらいのゆとりあるベッドで熟睡…。
ところで、快適に滞在できたポイントの一つが、室内がセンスよく改装されている点。壁紙だけでも多種類が使い分けられてて、シックなんです。
まいまいも、「土間とか縁側の雰囲気が素敵だし、室内の照明も落ち着いた明るさと色味でいいよね」と注目していました。
彼女もおばあちゃんが町家暮らしだったので、京都人が町家に対して持つ「狭い・暗い・寒い」などのイメージとは全然違う、“新しい宿泊施設としての町家”が新鮮のようでした。
翌朝は、散策がてら伏見稲荷大社へ。外国人観光客に人気のお稲荷さんですが、来るのは子どもの頃の初詣以来(汗)。朝のお参りは清々しく、近くの名所を改めて再認識するいい機会になりました。
2人に今回の感想を聞いてみると、
「観光しなくても気分転換できるんだなぁって実感。今度は家族と一緒に来たい!」とミリ。
「学生時代の友だちグループと思い切り盛り上がるのもいいなぁ」とまいまい。
私も、親戚が来た時のおもてなし空間としてぜひ活用したいです。お掃除も布団の用意も心配せず、来る方も迎える方も気兼ねせずに楽しめそう。自宅でもなく、旅行でもないお泊りの魅力に出会えた気がします!
店舗・施設名 | 紡 伏見稲荷別邸 |
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住所 | 京都市伏見区深草上横縄町17-7 |
電話番号 | 075-352-8300 |
交通 | 京阪本線「伏見稲荷」駅徒歩5分/JR奈良線「稲荷」駅徒歩10分 |
ホームページ | https://tsumugi-kyoto.jp/ |
Writerデジスタイル京都スタッフ
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