中華大好き営業マン・古田です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回取り上げるのは伏見稲荷大社で有名な深草エリア。「吃尽好吃」の連載を書いてきたわたくしライター古田誠が、隠れた中華ゾーン深草を巡れるルートを案内します。
町中華と言えば餃子。
今回訪れたのは餃子の専門店 福吉さんです。
こちら外観。白地にスミのコントラストがたまらない看板デザインです。私の好きな世界観です。
店内もオシャレな装飾。シンプルなのですが、きちんと中華感も出ていて、そのまんまの表現になりますがオシャレ中華がにじみでています。
こちらの餃子、もともとは戦後から中国北部とご縁のある方が作られていたものを、様々な経緯があり現在のオーナーが受け継がれ、独自に発展させた逸品です。
ストーリー性も凄いし、素材へのこだわりも凄い。これまで知らなかった自分が恥ずかしいです。
早速、店長の松浦亮太郎さんに焼いていただきます。鉄板が厚い!
丁寧に焼き目を確認しながら焼いていきます。それからお水入れて蓋をして蒸し焼き。
完成。焼き餃子が出来上がりました。
薄皮肉餃子1人前6コ入 320円 ※表示は全て税別価格です。
京都産ポークと無農薬の白ネギが入っています。タイトルにも書いていますが、吉福さんの餃子にはニンニクが入っていません。お肉たっぷりなので必要ないのです。地元にこだわった肉、大山から取り寄せているネギ、香辛料も10種を複雑にブレンドされています。そこに秘伝のタレも合わさり、ここに素材の味を存分に堪能できる餃子が完成。
みそダレをつけてパクリっ。
おいしい、美味しい、オイシー!!!
このタレ、胡麻ペーストベースでそこに辣油が入っていて、しかも酸味もあるからもったりしない。
このパンチ力抜群の餃子に、合う!
例えるなら、一口サイズのハンバーグです。
続いて、水餃子を。
今度は湯切りにて、茹で上がったものを早速お皿へ。
海老餃子1人前5コ入 480円
今度は厚い皮でもっちもち。そう、本来中国大陸の本場の餃子は厚い皮。皮や麺を主に食べるのは北部の方です。私が調べたところでは、具ではなく皮が主役という話も聞きました。
そして、焼きではなく茹でるもしくは蒸すのが一般的。
小麦粉をしっかり感じることができる皮と、プリプリの海老が最高。
こちらも特製タレにつけてぺろりといただきました。
他にも餃子では、炊き餃子(780円)も気になりましたし、餃子以外でもまぜそば(小780円 大880円)や鶏天(並480円 大680円 特大880円)は次回ぜひ食べてみたいです。
テイクアウトメニューも充実。
唯一無二のこだわりの餃子専門店。
オーナーの井上雅晶社長は、「いずれ地産地消の伏見餃子をブランド化する。」とおっしゃっていましたが、それもそう遠くないと感じました。ああ、早く食べたい伏見餃子。
そして三方よしの精神もビシビシを感じました!
ぜひ一度ご来店あれ。
店舗・施設名 | 餃子の専門店 福吉 |
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住所 | 京都市伏見区深草西浦町5丁目10 |
電話番号 | 075-646-5666 |
営業時間 | 11:00~24:00 (L.O 23:00) |
交通 | 京阪「藤森駅」下車徒歩約6分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | https://fukuyoshi-gyoza.com/ |
Writer古田誠
Writer古田誠
昼はバリバリ営業活動!夜は中華&美酒でエネルギーチャージ! 年に数度は本場中国へグルメの旅へ。