女性チームがホームページをリニューアル！　～株式会社DTS WEST～ vol.2

アオイ：こんにちは。伊藤さんは”“黒子”さんと、現在自社ホームページの運用を担当されているんですね？
伊藤：アオイちゃんこんにちは。そうです。わたしは在宅勤務、時短で働いています。
“黒子”さん：当社ではホームページに掲載してほしいニュースがあるときの申請手続きは、すべてワークフロー化されています。だから私や伊藤さんのように在宅勤務でも、同じ環境で業務進捗を見ることができるんです。

■オンライン参加の伊藤さん。オンラインでもタイムラグなしで話が続きます。

アオイ：では今はニュースにしてほしい情報が届いたら、実際にホームページに公開するのが主な仕事ですか？
伊藤さん・“黒子”さん：そうですね。
アオイ：伊藤さんは現在、お子さんを育てながら在宅で勤務されているそうですが、それ以前はどんなことをされていたんですか？
伊藤：産前はお客様のところに常駐して業務にあたっていました。復帰してからはkotosoraというAIチャットボット関連のことを担当しています。他社の類似製品の調査などもやっています。
アオイ：さっき近藤さんがDTS WESTさんには女性が1割ほどしかいないと仰ったけど、産休を取った方って、伊藤さん以外にいるんですか？
伊藤：いますよ。
近藤：これまでに4人か5人かな。
“黒子”さん：うちは「くるみんマーク※」認定企業なんですよ。

※くるみんマーク…くるみん認定企業がPRのために広告などに載せられるマーク。くるみん認定企業とは、仕事と子育ての両立を積極的にサポートしている企業として厚生労働大臣が認定した企業のこと。認定のためには子育て支援計画の策定や、定めた目標の達成など、さまざまな条件をクリアする必要があります。

アオイ：そうでした！ じゃあ、産休も取りやすいの？
“黒子”さん：労働基準法では産前6週から休みがとれると定められていますが、当社ではそれを上回る産前10週から休みが取れます。
伊藤：私はわりと元気だったので8週間前から休みました。
アオイ：伊藤さん、お子さんできたら退職しよう、とか思わなかったんですか？
伊藤：やめるというイメージはなかったですね。新人の時にもうすでに時短の方もいらっしゃったし、妊娠・出産しても仕事続けるのが普通かな、というイメージがずっとあったんでやめることは考えていませんでした。
今回は先輩に産休を取った人がいたので事前に質問もできました。ただ、もしその方と面識がなかったら誰にも相談できなかったと思います。だから産休を取っている人が身近にもっといたら相談もしやすいかな、と思います。そういう意味では女性社員がもっと増えたらいいのですが。
アオイ：なんで女性社員が増えたらいいなって思うニャ？
伊藤：もうちょっと話す相手が増えるといいなあと。
アオイ：男性社員の方が多い企業がまだまだ多いから、女性は情報交換に苦労することもあるってことですニャ。じゃあお仕事についてはどうですか？ みなさん、この仕事をずっとしたいな、って思ってますか？

新出：はい！
アオイ：新出さん返事はやっ。
新出：この仕事しかできないんです～（笑）
近藤：新出さんは、自分の技術を活かしてお母様の仕事のサポートをすることもあるんですよ。
アオイ：新出さんは“この仕事しかできない”んじゃなくて、いまのお仕事が好きなんですニャ（笑）　近藤さんは、DTS WESTの女性社員としてはパイオニア？
近藤：そのことはあまり気にしなかったかなあ。もともと私が入社した時の社長が男女を気にしないタイプの方でした。入社して二日くらいはお茶入れもしたんですが、その社長が「そんなことをするために君はここに来ているんじゃない。早くプログラム組めるようになりなさい」と。それ以来、当社でお茶入れをした女性はいないと思います。でしょ？
新出・太田垣：（お茶を入れたこと）ないです。
近藤：男性だから、女性だからというのはどの企業でも減ってきていますが、そもそも当社は仕事内容も全然男女の差がないですし。
アオイ：プログラムが組めることが前提ですもんね。えっと基本に立ち返りますが、皆さん理系のご出身なんですかニャ？
伊藤：私は文系出身です。
アオイ：太田垣さんは？
太田垣：私は理系でしたが、化学なので分野が全く違うんです。
近藤：プログラミングって、みんなできるようになるんです。採用面接に来た文系の方はたいてい「私、文系なんですけれど」というのが第一声ですが、いやいや大丈夫ですよ、と言いますね。
アオイ：文系・理系いろんな方がいらっしゃいますが、ソフトウェア開発という業務自体は文理も男女の差もないんだニャ。
近藤：そうですね。ただ、女性の方が細かいから向いている面もありますけれど。
“黒子”さん：まあ、それもいろいろですけれどね（笑）

★アオイのSDGsチェック★

DTS WESTさんの女性チームが担った自社ホームページのリニューアル。
ソフトウェア開発に携わる皆さんならではの思いも聞けて、おもしろかったです。
2019年4月から始まり、7月に予定されていたAIチャットボットkotosoraのリリースに合わせて新ホームページも公開だったみたいだけど、超短期間でこのプロジェクトを完遂できたのは、皆さんの「変えたい！」という思いと「やりたい」という思いの強さがあったからニャ。
皆さんのチームワークのよさも、進行に影響したような気もするニャ。
「女性の数がまだまだ少ない～」とお嘆きでしたが、聞けば9割の男性社員よりパワフルだとか（笑）　制度も整っているし、男女問わず働きやすそうだと感じたニャ～。

■祇園祭の鉾町にあるDTS WESTさん、お祭りのときは浴衣を着てご町内のお手伝いもします！