第11回　〝白露（はくろ）〟に「重陽の菊酒と百合根餡くだもの取り合せ」を

「重陽の菊酒」

菊の香ほんのり、雅な気分。

きりりと冷やしてどうぞ

材料

日本酒（冷やしたもの）…適量

食用菊…適量

作り方

①食用菊の花びらをガクから外す

②日本酒の入った小瓶（300mlくらい）の口に❶を詰めて、しばらく置く

③盃に注いで菊の花びらをあしらう

※前日から仕込んでおいても良い（その場合は冷蔵庫に入れておく。2日間くらい保存可）

「百合根餡くだもの取り合せ」

砂糖と塩であっさりと

清らかに白く炊き上げて

材料（作りやすい分量）

ユリネ…2個

砂糖…大さじ3

塩…小さじ1

ナシ…適量

作り方

①ユリネは1枚ずつはがし、根元を切り落とす。茶色く変色した部分も取り除く

②水をはったボウルに入れてよく洗い、土を落とす

③小鍋に❷を入れ、かぶるくらいの水（分量外）を注いで中火にかける

④ユリネが透きとおってきたら砂糖と塩を加え、木べらで混ぜながら煮詰める。

⑤ほどよい固さになったら火から下ろす（ユリネのかけらが残っていても、それはそれで食感が良いのでOK）。冷めたら、冷蔵庫で冷やす

⑥ナシを大きめの角切りにし、❺をかける

※水分の飛ばし方が不十分だとゆるくなり過ぎるので注意

※ちょっと固めに煮詰め、きんとんのようにそのまま食べても。おだんごや、お餅に乗せても美味しい

※ナシの代わりにブドウでも。薄くスライスしたダイコンとも合う

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