「今回、白海老は魚屋さんの店頭で使うことを決めました。新鮮なものが手に入ったので、調理はシンプルにしています」(めぐみさん)。素揚げはそのまま食べても美味しいし、トッピングにしても。なお、お粥にはこのほか、焼き魚やお刺身、カルパッチョなどを添えても相性がいいそうですよ。
今回、使ったガラスの器は、お店のオープン当初に近所のギャラリーで購入。デザートやスープ以外におひたしを盛ったり、幅広く使えるため、重宝しているといいます。
「白いお皿は『清水焼の郷まつり』で買ったものです。この薄さが白海老を盛るのにぴったりだと思ってチョイスしました。このほか、スプーンのカトラリーレストに使ったり、豆茶わんに茶たくとして合わせることもあります」(由香さん)
お粥を食べるのに使った「小さな竹のスプーン」は、めぐみさんがとあるカフェのイベントで出合い、その口当たりの良さに感動して、購入を決めたのだとか。荒神口の近くにあるお店「PINT」(https://pint.mn/)で販売されているので、この日、めぐみさんが撮影準備に取り掛かるうちに由香さんがお使いに行く、というナイス連携プレーもみられました。
▲「私、手がとても小さいんです」とめぐみさん。今回のお粥のレシピのモロヘイヤなどのひとつかみは、めぐみさんの手による分量なので、「皆さんは、〝軽く〟ひとつかみにしてください」とのこと
▲めぐみさんからの重要任務(=お使い)を終えて、ホッとする由香さん
▲タデの葉。水辺に自生する草ですが、鮎が出回るシーズンにはスーパーマーケットなどで販売されていることも
▲日本の職人が手がけた暮らしの道具などが並ぶ「PINT」
▲竹のスプーンには、ひとまわり大きなサイズのものもあります
―次回は〝白露(はくろ)〟をイメージしたお料理のレシピをお届けします
店舗・施設名 | まつは |
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住所 | 京都市中京区二条通富小路東入ル晴明町671 |
電話番号 | 075-231-7712 |
営業時間 | 10:00~17:00(LOは16:30) ※17:00以降の利用については要相談。電話やメール(matuhairoiro@gmail.com)でお問い合わせください。 【日曜・月曜休。都合により臨時休業、長期休暇あり】 |
交通 | 地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約6分 |
ホームページ | https://www.matsuha225.com/ |
Writer市野亜由美
Writer市野亜由美
京都のおいしいお店を訪ねるのが好きなライター。レシピ記事が得意。
今回は、自身のお気に入りのお店「まつは」の西村めぐみさん(写真向かって右側・姉)、西村由香さん(同左側・妹)の協力を得て、簡単に作れて、ワクワクするようなレシピを連載する夢が叶いました。
「お茶をするのも、お酒を飲むのも、ぼーっと過ごすのも好き」という西村姉妹が切り盛りする同店は、2020年2月で6周年。良い塩梅(あんばい)に、かしこまり過ぎず、丁寧につくられた食事やスイーツ、おつまみにファン多数。
WEB:https://www.matsuha225.com/