藤野さんが「私が気に入ったものしか仕入れません」と仰るとおり、きものや帯以外で必要となる小物類の品揃えはさすが。
半襟や簪(かんざし)などの装飾品も色々なテイストのものが揃っていて、目移りしてしまいます。
きもののお洒落は、その姿を見る人に季節を感じてもらう、という一面があります。
たとえば夏。透け感が涼しげなきものはたくさんありますが、着ている方は涼しいなんて、全然感じていません。着付け中はたらりと汗が流れることもよくあります。
でも、その姿を見る人に涼を感じてもらったり、季節を感じてもらったり、というところにきものの心意気というか、美意識があると思います。
きものや帯の柄行で季節を表す(正確には先取りする)ことはよくありますが、さらに小物を巧みに使って季節を出せたら、お洒落上級者と一目置かれるのではないでしょうか。
その代表的な小物の一つが半襟です。白襟の爽やかさも魅力ですが、デザインのある半襟は、その方の個性も垣間見えて面白いものです。
■淡いパステルカラー地にカラフルなスワロフスキーがちりばめられた横絽の半襟。
■スワロフスキーの爽やかな輝きが、見る人に涼を感じさせます。(夏絽スワロフスキー半襟:各色9,000円<税別>)
ゆらゆら揺れるかんざしは、夏のお出かけにぴったり。ちょっとしたお食事会などお洒落して出かけたい時におすすめです。
特にかんざしは正面から見えない場合が多いので、幅広い年齢で使えそうですね。
■パールビーズと大きめのダブルフープがゆらめく様子が、結い上げた髪を華やかに彩ります。(「ラインストーンとパールのかんざし」:ゴールド/シルバー各4500円<税別>)
もし「Common こもん」さんできものや帯を見てみたいと思ったら、一度お店を訪れてみてはいかがでしょう。
「実は京都外からおいでになるお客さまも多いんです」と藤野さん。
これは店頭限定のサービスですが、お店で売られている反物に付いている価格は、仕立て代や八掛・同裏(きものの裏地ですね)などが含まれた安心プライス。
八掛は色も豊富なので、きものの表地や好みに合わせて、特別な一色を選びたいですね。
着付けまわりのお悩みをはじめ、夏の暑さや冬の寒さ対策、なるべく簡単にお手入れする方法についても、藤野さんがいろいろアドバイスしてくれます。
いつか京都をきもので、と思う方も多いと思いますが、さらに気さくに立ち寄れるお店ができれば、その楽しみがさらに倍増しそうです。
■ドーナツ、和菓子、チョコレート? いえいえすべて帯留めです。こちらもネットで購入可能。(各種帯留め:4500円~<税別>)
オンラインショップにはご紹介したアイテム以外にも、いろいろな小物が取り揃っていますので、ぜひ一度覗いてみてください(今回ご紹介した商品は、すでに売り切れの場合があります。ご了承くださいませ)。
▼オンラインショップはこちらから。
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きもの二条(Common こもん)
オンラインショップ
http://kimono-nijo.com/shop/
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きものライフは、ゆっくり、長く、楽しく。
お店に行くとあれこれ目移りしちゃいますが、京都においでの際には、ちょっと立ち寄ってご覧になるのがおすすめです。
店舗・施設名 | Common こもん(こもんこもん) |
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住所 | 京都市中京区押小路通り新町西入頭町26-7 |
電話番号 | 075-213-5013 |
営業時間 | 11:00-20:00 火曜・水曜定休 ※変更になる場合があります |
駐車場 | なし ※近隣にコインパーキングあり |
お問合せ先 | commoncomon@gmail.com |
Writerデジスタイル京都スタッフ
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