こんにちは、藤松です。
年の瀬も押し迫ってきましたね~。今週はクリスマスもありますし、私たち「FUJIMATSU」にとっては、一大書き入れ時です!
そんな1年に一度の超多忙な時期を目前に、先斗町にオープンしためずらしい水餃子のお店をご紹介しましょう! 場所は以前ご紹介した「お酒の美術館 先斗町店」さんの斜め向かいです。
かの王●さんはじめ、京都は何となく焼き餃子のイメージが強い街。そんななかでいったいどんな水餃子が食べられるのか。早速行ってみましょう!
■白い暖簾が目印です。
階段を上がり店内に入ると明るい店内は、スッキリスマート、そして女性が好みそうなやわらかい雰囲気です。
「いらっしゃいませ!」
と笑顔で迎えてくれたのは11月にこの店をオープンさせた、女将・野田かおりさん。
■天井の高さを活かし、野田さんの気配りが随所に感じられる店内。
“しゃんたん”の水餃子は野田さんが一つ一つ手作りしています。
「父は機械を入れようと言ったんですけれどね(笑)」
と野田さん。ここ“しゃんたん”の水餃子は、野田さんが子どものころから食べていた家庭の味が原点です。
「お母さんが作っていた水餃子なんです。母も、父の母、つまりおばあちゃんから教わったそうです」
子どもの頃からお母さんを手伝って、水餃子を包んでいた野田さん。大人になって彼女が作った水餃子を友人にふるまうと、これが大好評! いつかお店を出したいという夢を持っていた野田さんですが、自然に「水餃子の店」というイメージが固まったと言います。
■料理上手のお母さんの影響で、料理が好きになった、と野田さん。
まずは軽く、「あて盛り三種(1300円)」から。これは「酒肴」メニューの中からお好きな3種類を選んで盛っていただくもの。今日は野田さんのおすすめを聞いて、「やみつききゅうり」「イカ黄味ぽん酢」「しゃんたんサラダ」をお願いしました。
祝祭な季節の始まりを祝って、華やかな「澪 Brut」(850円)とともに、乾杯~!
■「しゃんたんサラダ(写真奥)」は大根・ホタテ・シソのコンビネーションが絶品の、“しゃんたん”オリジナルサラダ。
「イカ黄味ぽん酢」は野田さんのお宅に出入りしていた漁師さん(?)がいつもささっと作ってくれていた懐かしの一品とのこと。
これもぜひ食べてみたいと思っていたのが「奈良漬くりーむちーず」(580円)。最近よくあるやつじゃん、なんて言わないでください。大好物なんです。なので絶対オーダー!
「どうぞー」と野田さんが出してくれた「奈良漬くりーむちーず」が、こんな感じ。こりゃ、先斗町の舞妓さんのような雰囲気ですな。
「奈良漬くりーむちーず」は山田錦で仕込んだ注目のお酒、増田徳兵衛商店の「稼ぎ頭」とともにいただきます。「稼ぎ頭」はアルコール度数が8.5度と低め。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2018」のプレミアム純米部門で、金賞を受賞しています。
「合いますね~」
月並みな感想しか出てこないのですが、これ本当においしい。クリームチーズに奈良漬って、誰が思いついたんだろ。ほんとすごいわ。
■キレイに並んだ「奈良漬くりーむちーず」。おちょぼサイズが花街・先斗町の美意識に叶います。
「そろそろ水餃子、どうですか?」
野田さんがへぎにキレイに並んだ水餃子を見せてくれました。
■野田さんお手製の「しゃんたん名物 水餃子」。仕込む数は、毎日お客さまの状況を見て変えています。
店舗・施設名 | 水餃子 しゃんたん |
---|---|
住所 | 京都市中京区先斗町三条下ル2丁目若松町137-3 2階 |
電話番号 | 075-223-0703 |
営業時間 | 18:00~23:00頃 定休日…不定休 |
交通 | 阪急「京都河原町駅」から徒歩6分 京阪「三条駅」から徒歩5分 |
駐車場 | なし |
お問合せ先 | suigyozashantan@gmail.com |
ホームページ | https://www.instagram.com/suigyozashantan/?hl=ja |
Writer藤松幸一
Writer藤松幸一
南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。
Twitter:@LIQUR_fujimatsu
Facebook:https://www.facebook.com/ZhuShiHuiShefujimatsu/