こんにちは。アドベンのパンダ 彩浜の親離れに涙する二木です。
今回ご紹介するのは田中神社の「くじゃくみくじ」。田中神社は叡山電車の出町柳から一駅の場所にあります。しかもこの田中神社、田中姓の祖であるとも言われているんです。
なぜ、クジャクなのか?ここにクジャクがやってきたご縁とは。全国の田中さんもお待たせいたしました!な、田中神社をご紹介します。
「くじゃくみくじ」(300円)
これが「くじゃくみくじ」です。TAMAGO……!でっかい卵の真ん中には田中神社の社紋が。ずらっと並ぶ姿は圧巻です。
「私たちの子よ」とでも言いたげな手作りのクジャクさんたち。たまに「中にこれが入ってるんですか?」と聞かれるそうですが、入ってません。というか入りません……!
中には開運を祈願して折られた、おりがみのクジャクが
中にはおりがみのクジャクとおみくじがイン。おりがみの色はいろいろ、開けてみてのお楽しみですね。
中は普通のおみくじ。卵の殻はそのままいただけるので、おりがみのクジャクがくちゃくちゃにならないように持ち帰ることができます。
「くじゃく守」(800円)
水引でできた「くじゃく守」も人気。孔雀が羽を広げた姿がモチーフ。厄除け・開運や良縁のご利益があります。
さらに御朱印にもクジャクが。クジャクの神社らしく、なかなかにマニアックですね。
クジャクが奉納されたのは酉年の2005年2月。2羽のクジャクが奉納されたのが始まりです。この2羽、もともとはサーカスでショーをしていたそうなのですが、「大事にしてもらえるところで、余生を過ごさせてあげたい」ということで、田中神社に奉納されました。
クジャクは鳳凰のモデルになったともいわれる縁起の良い鳥で、神経毒に耐性を持ち、サソリや毒虫も食す事から『邪気を払う』とされていることから、クジャクにちなんだ縁起物をということで「くじゃくみくじ」が誕生しました。
老衰で1羽が亡くなり、さびしくなったと思っていたところに、京都大学のクジャク同好会から「田中神社さんに奉納できたら」と、さらに2羽のクジャクが仲間入りすることになりました。オスが羽を広げる姿が見られるのは繁殖期の春から夏。宝石のような輝きをもつ羽は、閉じていても充分美しいですよ。
店舗・施設名 | 田中神社 |
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住所 | 京都市左京区田中樋ノ口町1 |
電話番号 | 075-781-9274 |
営業時間 | 境内自由 |
交通 | 叡山電車 元田中駅から徒歩3分 |
駐車場 | あり |
Writer二木繁美
Writer二木繁美
学生&独身時代を京都で過ごしたイラスト&ライター。
イラストレーターとして活動しつつ、おでかけ記事を中心に執筆。好きなものはパンダと新幹線。一眼レフで写真も撮ります。