まずはBEDから。普段、和室でお布団暮らしの私がベッドの品質を語るのはおこがましいのですが、本当にぐっすり眠れました。マットレスだけじゃなくてリネンの肌触りとか、ルームウエアの着心地も良かったです。
そしてBATH!
大浴場の洗い場はグループやファミリーならこっちの方が便利そうですが、
ラーメン店「一蘭」スタイルの“集中カウンター仕切り”がある、こちらのタイプが個人的には落ち着きます
そして大浴場を出たところにある自動販売機は、なんとも遊び心を感じるラインナップ。
ビールも京都麦酒にオリオンビールなど、ナイスセレクトです。
客室は全室トイレとお風呂(洗い場付!)が別々なのが嬉しいし、大浴場があるのに、お部屋にもちゃんと大きなバスタブがあるのが最高!
特にトリプルルームやスーペリアツインはモデレートツインよりバスタブもさらに大きいので、高身長の方でもゆったり足を伸ばすことができそうでした。
あと、客室の洗面と廊下、トイレと洗面の仕切りが引き戸なのも個人的に「いいね!」を連打したい気分。
これならデッドスペースが全く無いんじゃ〜!
室内の通路でトランク広げたとしても洗面スペースへの出入りが楽なんじゃ〜!
最後にBREAKFASTですが、正直、朝だけでは食べ尽くせないです!
1日目の試食会と、試泊の翌朝を合わせても全然追いつかない品数!
料理を監修している佐藤シェフはJR西日本ホテルズ8ホテルを統括する総料理長を務めており、フレンチのスペシャリストとしてこれまでの功績が認められ、昨年2018年11月に「フランス共和国農事功労章 シュバリエ」を受章されています。
ということで、やはりフレンチのエッセンスを加えたメニューが気になります。
小さいバンズが可愛らしいフォアグラバーガーには、京都水尾の柚子ジャムがアクセントに。
朝からステーキ!
しかも目の前で次々と焼いてくれるので、音と香りの誘惑が半端ない…!
そして、なんぞこれは?となった空っぽのパイ。
これは「ヴォローヴァン」といって、フランス料理の定番メニューなんだそう。
パイに自分で中身(チキンのクリーム煮)を流し込んでお召しがありくださいとのこと。
なるほど、あれですね、仙太郎さんの自分で詰める「ご存知最中」みたいな。
(なんでもあんこに変換するのは、やめなさい)
やってみるぜ、ヴォローヴァン!
なるほど、パイがサックサクだぜ、ヴォローヴァン!!
ヴォローヴァン!ヴォローヴァン!!
声に出して言いたくなるぜ、ヴォローヴァン!!!
さて、和食はというと、こちらも洋食に負けない気合の入りよう。
京都食材を活かしたメニューが揃います。
伏見の銘酒の酒粕を使用した具沢山のかす汁は、豆乳仕立てであっさりまろやか〜。お野菜だけでなく、鮭や海老、イカなどの魚介がゴロゴロと入っていました。
お隣には中華麺が用意されていて、酒粕ラーメンにもできます。
出汁巻を一切れと
ゆで卵を半分、
なんて、おうちではちょっとできないプチ贅沢が叶うのもブフェスタイルの魅力ですね。
華やかなちらし寿司や、
だし茶漬けなど、ご飯ものも充実。
ご飯は白米と玄米が用意されているのだけれど、保温器がハイテク過ぎるので、これは是非ご自身の目で確認してほしい…!
もうこれで、びちゃびちゃのしゃもじや、蓋の縁でプレスされてカピカピになったごはん粒ともおさらばやで〜。
内覧会では華やかなスイーツ&フルーツのエリアに、おはぎが鎮座ましましていることにテンションが爆発してしまったのですが、
残念ながら、これは試食させていただけず…。
翌朝はラインナップが変わっていて、みたらし団子と八つ橋入り三笠になっていました。
いつか泊まった際にはこの可愛らしい一口サイズのおはぎに出合えますように…!と願いつつ、みたらし団子をいただきました。
ミニサイズながら、炙り目の香ばしいこと…!
さっき厨房で炙ったばかりなのかなって感じのフレッシュな香ばしさでした。
料理以外では、什器や食器がどれもオシャレ!
特にドリンクサーバーが並んでいる画にワクワクしてしまいました。
ランチタイム営業がないのが本当に残念なのだけれど、泊まっていなくても朝ごはんに通いたくなるほど、エンタメに溢れたBREAKFAST体験なのでした。
店舗・施設名 | HOTEL VISCHIO by GRANVIA |
---|---|
住所 | 京都市南区東九条上殿田町44-1 |
電話番号 | 075-280-0055 |
ホームページ | https://www.hotelvischio-kyoto.jp/ |
Writerかがたにのりこ
Writerかがたにのりこ
あんこをこよなく愛し、月に2回は自宅で餡炊きをするフリーライター。 元・漉し餡党、現在はあんこ博愛主義者。