次はイカゲソを焼いてみましょう。
■チリチリと足先から焼けるイカゲソ。音も楽しいこのライブ感が堪りません!
そこに「これどうぞ」と菅野さんが出してくれたのは一味マヨネーズ。これこれ。やっぱりイカゲソに一味マヨは欠かせませんね。
「一味、自分たちでブレンドしています。ザコヤのなかでもと“魚と焼 参五八”だけのオリジナルです!」
一味には隠し味の山椒、アクセントの徳島産アオノリも入って、実にいい風味。
マヨもオリーブオイルを加えてホイップするなど、一味マヨネーズにも、ひと手間もふた手間もかかっています。
オリジナル一味とマヨでさらにグレードアップしたイカゲソは、「琥珀の夢酎」を炭酸で割った、博多ハイボール(450円)で。このハイボールが、いま全国で流行ってます。
ちょっとここで、ブレーク~。
「間のお口直しにどうぞ」
と出てきたのは小ぶりのやかんに入った「アサリのやかん蒸し」(780円)。
フタをあけるとそこにはアサリがたっぷり詰まっていました。だしは注いで飲み、アサリはつついて食べる、という趣向です。
■ユーモラスな口直し。ちょっとしたギミックが、楽しいひと時にますます弾みをつけそう。
最後に冬の高級魚、ノドグロを焼きましょう!
王者の風格漂うノドグロ。七輪の上に置くと、なんだか神々しく見えてきました。
■網に載せるとインパクト大。思わずご降臨と言いたくなる…。
しかし実はかなり脂の強いこの魚、熱が入るにつれかなり勢いよく脂がしみ出し、一時は七輪上がなかなかのファイヤ状態に。焼きのタイミングを見計らうのは、ちょっとコツがいりますが、
「焼き加減はスタッフも目配りしますので!」
とのことなので、安心してオーダーしてくださいね!
無事、キレイに焼きあがったノドグロは、「参五八」さんのおすすめ「みむろ杉 特別純米辛口」(580円)とともにいただきます。
備長炭の炭火で丁寧に焼いた一夜干しは、香ばしさが違います。味は濃厚、旨味がぎっしり詰まってる!
■何より焼きたてをベストなタイミングで食べられるのが魚好きにはたまりません。
魚にはやっぱり日本酒ですが、ここで「土鍋で炊く 銀しゃり」(一合 580 円)をオーダーするのもあり。
「白飯と焼き魚って、最強でしょ? 上等な定食みたいにできますよ」
と菅野さんニッコリ。それ、間違いないわ。
「銀しゃり」は注文をいただいてから炊くので、魚とともにいただけば、「炊きたて!」「焼きたて!」が揃い踏み~!!!
「魚と焼き 参五八」は、酒が飲めても飲めなくても楽しめて、ライブ感がハンパない店です。干物以外にいろいろあるので是非お試しいただきたい。
「落ち着いて、明日からもがんばろう!」と思っていただけるような、ちょっとした“ご褒美”空間にしたいという、菅野さん。
まだまだ、飲食業界には新しいスタイルがあるなあ、と唸った次第です!
因みに…。
3月18日からのランチタイムは、東洞院通(本店)や祗園で人気を博す、「メントメシ ザコヤ」がこの堺町店で始まります!
詳しくはデジスタイル京都の私のレポート、
「行くたび、食べるたび、新しい。祗園のラーメン店【メントメシ ザコヤ】の「旬菜そば」をご覧ください!
https://www.digistyle-kyoto.com/magazine/13388
店舗・施設名 | 魚と焼き 参五八(ととやき ざこや) |
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住所 | 京都市下京区堺町通四条下ル綾材木町199 SAKIZO堺町ビル 1F |
電話番号 | 075-361-3358 |
営業時間 | 17:00~24:00 定休日…日曜日 |
交通 | 京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」、阪急電鉄京都本線「烏丸駅」から徒歩4分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | http://www.zacoya.com/ |
Writer藤松幸一
Writer藤松幸一
南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。
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