こんにちは、京都に住んでいるにも関わらず、年に数度は旅気分を味わいたくて「京都の宿」に泊まりたくなるミヤマグチです。
そんな私が先日、アートの取材で訪れたお宿「筋屋町 町家」。
取材時に「なんて素敵な宿だろう・・・昔ながらのホンマモンの町家を1棟借りて、皆で泊まれたら面白いだろうな~」と感じていたのですが、ふと会社の有志で立ち上げている「風呂部(ただ仕事終わりに銭湯にいくだけなのですが 笑)」のメンバーに声掛けしたところ、「めっちゃいいね!!」と大賛成。さっそく予約をして、宿泊してきましたので、こちらでご報告です!
前回のアート展のレポートでもお伝えしていましたが、こちらのお宿を運営されている庵町家ステイさんは、減少し続ける京町家の保存をめざし、“町家を使ったお宿”として、京都市内に多くの施設を構えられています。
「京都を暮らすように旅する」。
そんなコンセプトを掲げられていますが、元々人が住んでいた建物ですので、まさに「暮らすように」過ごせるワケです。
さまざまな背景がある京町家ですが、この「筋屋町 町家」はもともとは豆問屋さんだったそうで、お商売をしながら暮されていた空間。
随所に築150年の歴史を感じることができるのが、他の宿とはまったく違うところです。
ちなみにこちらは台所。
階段の上から見るとこんな感じ。
寝室に向かう階段は玄関に別途あるのですが、こちらは主に問屋さんで働かれていた女中さんが使われていたんですって。
今は使われていませんが、昔は3階まであったそうなので、料理に洗濯といった「家事」としての導線として使うルートだったんでしょうね。
町家の造り、おもしろい。
ホテルや旅館と違い、このお宿にはレストランはありません。
「暮すように旅する」ですが、文化財級の建物を火災のリスクから避けるためにも火を使った料理はNGです。
スタッフの方におすすめを聞くと
(1)近くにはおいしいお店もたくさんあるので、外食。
(2)京都らしく「仕出し」(料理屋さんに宿まで出来上がった料理を持ってきてもらう)。
(3)錦市場やデパ地下でお総菜を買ってくる。
とのこと。
外食だといつもの感じだし、仕出しとなるとけっこう高いかも・・・
となると、やっぱり「皆で食べたいものを買ってきて、ここで食べよ!」となりました。
私は”京の台所”錦市場担当。
正直、京都にいるとここで買って食べることはあまりないのです・・・この機会に”あえての京名物”をセレクトするぜ!
昼間はごった返す錦市場も、18時ごろだったので人も少なくなってきていて、買い物も快適に。
「出し巻」や「生麩」なんかをピックアップ。
飲み物担当や髙島屋デパ地下担当も、それぞれのお買い物を終えて、改めて宿に集合!
そしてこんなテーブルになりました。
いかがです?
なかなかおいしそうでしょ?
これだけ揃ってもひとり2,000円くらいの予算で楽しめるところもうれしい♪
みんなでワイワイと、京名物(じゃないものもたくさんありましたが 笑)をいただきながら、乾杯!
・・・ん?お皿とか、えらいカッコエエの使ってる!とお気づきになりました?
そうなんです!
実は、こちらの戸棚の中には食器がたくさん。
やっぱり、買ってきたパッケージのままでは味気ないですし、このように食器も使わせてもらいました。
ただでさえ美味しい錦のお惣菜も、さらに美味しさアップしちゃいますわ。
店舗・施設名 | 筋屋町 町家 |
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住所 | 京都市下京区富小路仏光寺下ル |
交通 | 阪急「河原町駅」より徒歩10分 地下鉄「四条」駅 5番出口より徒歩10分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | https://kyoto-machiya.com/machiya/sujiya.html |
Writerデジスタイル京都スタッフ
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