そして、今回私が頂いたのはこちら!
「うす茶(あずき付)」(税込750円)
ご覧ください!このあずきの粒の艶やかさ。
一粒一粒が大きくて生き生きとしていますね!
お味も甘さの中にさっぱりとした爽やかさがあって、とっても美味しい!
「デジスタイル京都」あんこ担当のかがたにさんにもぜひオススメしたいです!
「丹波のもので、こちらで炊いております。」と店主の白川さん。
「よく言われるように、あずきは『腹割れ』してはいけないので、炊くときには特に気をつけています。」
「へー!そうなんですね。あずきを炊いたことなかったんですが家で炊いてみたくなりました!」と私。
「家でも簡単にできますよ。あずきはそのままだと艶が出ないのですが、砂糖を入れると艶が出てきます。うちではさらに艶を出すために、少し蜂蜜を入れています。」とのこと。
なるほど!蜂蜜が艶出しの役割を果たしていたとは!一つ勉強になりました。
そして、今日のお抹茶は、
一保堂茶舗の「幾世の昔(いくよのむかし)」。
お茶碗にたっぷり点ててくださっています。
お茶碗を拝見すると…。
あら、こんなところに真っ赤に染まった紅葉が。
あずきの器にも。
「お店の名前が『紅葉庵』ということもあり、先代の奥様がご自身で選ばれたお茶碗と器を使っています。」とのこと。
黒地に赤い紅葉がいっそう鮮やかで、目を引きますね。
それでは、
「お手前頂戴いたします。」
ズズズ、ズズッ。
ああ…ホッとするこのお服加減。
ほのかに甘みを感じるのでとても飲みやすいです。あずきの甘さとも絶妙に合っていて、とても美味しくいただきました。
「紅葉庵にはお子さんも来られるので苦すぎず、飲みやすいお抹茶をご用意しております。お店によってお抹茶も違うので、面白いですよね。」と、白川さん。
まさにそうなんです。一緒にいただくお菓子の種類によっても違うように感じられたり、いただくお店の雰囲気によってもお抹茶のお味は変わって来るんですよね。
紅葉庵さんのゆったりとした雰囲気の中で味わうお抹茶は、心も体もほっこりとする心温まるお服加減でした。
紅葉庵さんには、他にもお抹茶と一緒に、手作りの宇治寒天を頂けたり、冬にはぴったりのぜんざいなども頂くことができます。
「京都の観光のひと休みに是非お越しください。」
と、白川さん。
今年も残りわずか…。
艶やかなあずきと香り高いお抹茶で、体も心もほっこり温まりましょう♪
店舗・施設名 | 紅葉庵(もみじあん) |
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住所 | 京都市東山区円山公園奥(長楽寺参道入口) |
営業時間 | 11:00~17:00 定休日:木曜日 |
交通 | 京都市バス「祇園」下車 徒歩約10分 |
駐車場 | なし |
お問合せ先 | kyo.momijian@freadway.ne.jp |
Writerあかり
Writerあかり
神戸在住の現役女子大学生。
京都に住んでいた母に連れられ、何度も訪れるうちに、いつのまにか京都大好き娘に…!抹茶が好きすぎて、大学では茶道部に入部。毎週、お茶を立てて和菓子と一緒にいただくことが私の楽しみです♪