お寿司となると、職人もそうですが食べる方も気合が入ります。でも価格がちゃんとわかっているので安心していただけます。
よし、ここは上にぎりだ!
■寿司を注文すると、和やかだった職人・筒井さんの瞳が職人の目に!
それまで楽しく私とも話をしてくださっていた筒井さんでしたが、静かにスッと木箱を開けました。ネタを取り出すしぐさからして格好いい。しびれます。
■カウンター越しの私も、なぜか静かに筒井さんの手元を見つめてしまいます…。
あざやかな手つきで、見る間にかたちの揃ったにぎりができていきます。
無駄のない、一連の動作はどこか○○道を思い起こさせます。
そして完成! 上にぎりー!!
■鮮やかに並んだ上にぎり。
「サービスしておきました」
と、筒井さんにっこり。今日のネタは、中トロ、上まぐろ、鯛、かんぱち、京丹後の剣先いか。
〆鯖、うに、えび、鯵、石鯛、穴子に卵です。
いただきますと改めて手を合わせ、左上の中トロを…。
うまい! 中トロは口の中でよい具合にシャリと混ざります。
しかも「SUSHI ひろた」さんのゴハン(シャリ)、私にとってはどストライクなコンディション!!
少し固めに炊かれたお米、合わせ酢の塩梅、何というか、すべて絶妙…。
「お米は探して探して探しまくりましたから。これは企業秘密ですね(笑)」
胸を張るお二人に、新鮮なネタはバランスもよし。
お寿司には再び、冷酒を合わせましょう。「松竹梅白壁蔵 生酛吟醸」をはりこみます。
「お好きな酒器でどうぞ」
伊賀焼の酒器は、この店のために焼いていただいたものだそうです。
こういう遊びごころが楽しめるのも、うれしいですね。
■好みの酒器で、好みの酒をぜひ!
鯖はさっと酢で〆てありました。鯖寿司は京都の寿司として有名ですが、「SUSHI ひろた」さんのお寿司は、ごく浅くさらっと〆ているだけ。
鯖の味がしっかり楽しめます。
魚が新鮮だから、できる技ですね!
結局、最後は“鯖寿司”のハナシみたいになってしまいましたが、いろんな話を聞きながら、本当に楽しませていただきました。
「職人とお客さんが会話を楽しめる、だからこの寿司屋のカウンターのスタイルが残っているんだと思います」
「私たちも、毎日、新しいお客さんとお話しできるのが楽しみで、面白いです」
「SUSHI ひろた」さんなら、寿司屋カウンターのライブ感を楽しみつつ、新鮮なお寿司がいただけます。
しかも表示価格もあるので安心です。
今度は祇園でお寿司、としゃれ込んでみてはどうでしょう?
店舗・施設名 | SUHSI ひろた |
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住所 | 京都市東山区亀井町60-1 |
電話番号 | 075-551-8228 |
営業時間 | 16:30~22:30(L.O.)不定休 |
交通 | 京阪「祇園四条」駅下車 |
駐車場 | なし |
ホームページ | http://sushi-hirota.com/ |
Writer藤松幸一
Writer藤松幸一
南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。
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